百舌鳥八幡宮の起源と祭神
百舌鳥八幡宮は百舌鳥古墳群エリアにある神社で、応神天皇が祀られています。
配祀は神功天皇と仲哀天皇で、百舌鳥(もず)という社名は神功天皇が外征の帰途にこの地において天下泰平=万代(もず)を願ったことにより名付けられたそうです。
本殿が1726年、拝殿が1830年に建造されました。
百舌鳥八幡宮では中秋の名月の時期に月見祭が行われており、大小さまざまなふとん太鼓が繰り出す様子を眺めることができます。
(百舌鳥八幡宮社殿より引用)
社殿は参道の先の階段を登った先にあります。
参道の途中の池には水天宮社が祀られています。
広々とした境内は居心地が良く、屋根付きの休憩スペースで休憩することもできます。
春に訪れると桜やツツジなどの花々を見ることができます。
境内にある大きな楠は大阪府の天然記念物にも指定されており、樹齢は約800年にも及びます。
本殿に限らず、摂社も大きく立派に造られていることが百舌鳥八幡宮の大きな特徴だと思います。
百舌鳥八幡宮は弓矢がシンボルとなっていますが、弓矢は古くから魔除けや厄除けの意味合いで用いられてきました。
ご祭神である応神天皇は弓矢の名手であったため、開運厄除けのご利益がある神社として知られています。
弓矢には道を切りひらくといった意味合いもあるので、人生の転機を迎えた人や困難な状況に置かれている人が訪れることも多いようです。
また、八幡宮なので安産や交通安全にもご利益があります。
周辺には高林家住宅や御廟山古墳などの史跡があり、その他の百舌鳥古墳群にも徒歩で行くことができます。
古墳群を散策した後は百舌鳥八幡宮に参拝し、休憩所で一休みするのがおすすめです。
最寄り駅:南海高野線百舌鳥八幡駅、JR阪和線百舌鳥駅から徒歩15分程度
所在地:堺市北区百舌鳥赤畑町5丁706
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