今回は堺市北区蔵前町の長尾街道沿いにある真言宗の寺院『愛染院』をご紹介します。かつては池浦観音寺と呼ばれた愛染院は聖武天皇の勅令によって行基が建立したと言われています。

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入口を入ってすぐ右手のところにお濠が張り巡らされていた頃架かっていた石橋の一部『愛染院旧石橋』が保存されています。

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入口付近には龍が形どられた手水舎がありました。

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1652年に建てられた本堂は間口三間の観音堂で、本堂正面の梁などは江戸時代初期の建築様式の特徴が色濃く残されているようです。このような建築様式は入母屋造りと呼ばれているよう。

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本堂にある厨子の内部には堺市の指定有形文化財である『観音菩薩立像』が納められています。この仏像彫刻は堺市内では貴重な平安時代後期のもののようです。

普段はお目にかかることはできませんが、一年でたった一日だけ一般公開される日があります。それがこの記事を投稿した8月10日です。

この日は千日参りの日でもあり、一日お参りすると千日お参りしたのと同様の功徳を授かることができる日とも言われています。千日参りが行われているお寺は全国各地にあると思いますので、是非この機会にお寺参りをされてみてはいかがでしょうか。

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本堂脇には愛染堂と呼ばれる建物がありました。その奥には稲荷社と仏塔が建てられています。

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観光地ではない場所にあるお寺って自由に入っていいのか悩みますが、愛染院は自由にお参りくださいと入口が開放してあり、とても入りやすい雰囲気でした。

御朱印はいただけるのかは分かりませんが、本堂正面には小さなお守り付きの御神籤や願い事別のロウソクなどが置かれていました。『厄除祈願』と書かれたロウソクに火を灯してきました。どうか皆様も疫病などにかからず健康に過ごせますように。


愛染院の地図



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