今日はたまたま通りがかりに発見した神社をご紹介したいと思います。堺市の新金岡から中百舌鳥方面に伸びる中央環状線沿いにあるゴルフショップの角を曲がると、竹内街道と呼ばれる日本最古の官道があります。この街道は堺市から奈良県桜井市まで続いています。

そんな竹内街道沿いにあるのが『長曽根神社』です。由緒は不明だそうですが、朱塗りの拝殿がとても美しく青空に映えていました。

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境内には堺市指定保存樹木にも指定される楠木が生い茂っていました。こちらが本殿です。ご祭神は2柱で、農耕・鍛冶・武運の神様『八幡神』と厄除開運・病気平癒の神様『素戔嗚尊(牛頭天王と同一だと考えられています)が祀られています。

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向かって右側に八幡神、左側に素戔嗚尊が祀られていますが、これは右側の八幡神の方が神格が高いことを示しているそうです。

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本殿右手には農耕・商売繁盛にご利益があるとされるお稲荷さんが祀られていました。

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拝殿右奥に進むと手前に蛇神が祀られています。大地をつかさどる神様として知られています。

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突き当たりには水の神様が祀られていました。この付近にはかつて池があったようです。

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本殿は閉ざされていて内部を見ることはできませんでしたが、周りを歩くと綺麗に装飾された外装部分を覗き見ることができました。

境内は手入れが行き届いていてとても清潔感がありました。毎朝掃除をされている方がいるそうです。竹内街道を歩かれる方は是非長曽根神社にもご参拝ください。


長曽根神社の地図



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