今回は2021年7月に自転車で訪れた『止止呂支比売命(とどろきひめみこと)神社』をご紹介していきます。若宮宮(神社)という社名でも呼ばれる止止呂支比売命神社は大阪市住吉区沢ノ町に鎮座していました。最寄りの南海高野線沢ノ町駅からは徒歩1分程度で、あべの筋にある神社です。

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社標を見て初めは何と読むのか分かりませんでした。『内式』と書かれていますが、これは延喜式神社神明帳に社名がある神社という印になります。創建年代は不詳ですが、かなり昔に創建されたことが伺える神社です。

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ちょうど7月上旬、夏越の祓の時期だったので茅の輪が置かれていました。今年は京都市と松原市で二回くぐりましたが、ここでもくぐってきました。

鳥居をくぐって正面に本殿があります。ご祭神は
・止止呂支比売命
・素戔嗚尊
・稲田姫尊
の3柱。開運厄除・縁結び・夫婦和合・衣食住守護などにご利益があります。稲田姫尊は稲田の神とも呼ばれ五穀豊穣の神様として知られています。

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かつて境内の松林内に清水の湧く池があったそうです。その池に架かっていた『トドロキ橋』という名前の橋が神社名に由来しているのでしょうか。

止止呂支比売命は住吉大社の奥の院でもあったようです。

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承久3年、後鳥羽上皇が行幸の際に行宮を境内に建てたことで知られています。この行幸は『若松宮(神社)』と呼ばれていたとのことです。現在も地元の人々からは『若松さん』という愛称で親しまれているそうです。

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線路沿いに『行宮址』と彫られた石碑が建てられていました。この場所に行宮があったのでしょうか。

境内には伊勢神宮遥拝所もありました。

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お稲荷さんも。どの摂社にも新鮮な果物や野菜がたくさんお供えされていたのが印象に残りました。

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本殿脇の木の根元に置かれていた『さし石』は昔力比べに使われたものかもしれません。

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少し珍しいなと思ったのが、霧松原荒神社=台所(火の元・竈)の神様が祀られていたことです。あまりこの辺りでは見かけなかったので。ご祭神は三宝荒神、大国主命、事代主神。キッチンの神棚に荒神のお札を祀られている方もいると思います。

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その隣には黒長社が鎮座していました。龍神=蛇の神様の石像も傍らに置かれています。ご利益がありそうなので撫でさせてもらいました🐍

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広々とした境内で時折涼しい風が吹いていました。境内には屋根つきの休憩所のような場所もあり、参拝の後は一休みして帰るのも良いかもしれません。

ちょうど止止呂支比売命神社にいる間に遠里小野で大規模な火災が発生したらしく、消防車やパトカーが何台も行き交う様子を目にしたのを覚えています。火災は意外と夏場でも多いように感じますので、自分も改めて気を付けようと思いました。


止止呂支比売命神社の地図


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