今回は堺市の話になります。少し前に大仙公園の近くを通りかかると『シマノ自転車博物館』が無料開放されていました。(移転後の名称に変更済み)
公益財団法人シマノ・サイクル開発センターによって運営管理されてきた「自転車博物館サイクルセンター」は1992年、自転車文化振興のため日本で初めてとなる自転車博物館として堺市の大仙公園内に開館しました。 展示面積を約3.5倍に拡充し、全く新しい「シマノ自転車博物館」として堺東駅付近にオープンしました。
※当記事は移転前の情報になります。展示されている自転車は変わりないかと思われます。
その日はちょうど『関西文化の日』にあたり、関西にある指定の博物館・美術館・文化施設などが年に一度無料開放される期間にあたっていたようです。
自転車は堺市が誇る伝統産業の1つとして知られています。

自転車博物館は3階構造で、1階が自転車の収蔵庫、2階が歴史を学べるゾーン、3階が子供向け&モーターサイクル関連のゾーンになっていました。入口を入ってすぐのところが2階の歴史ゾーンになっています。
世界の自転車の歴史や、発明家たちの夢、科学や未来などについて、世界の自転車の実物をベースにパネル、映像等を駆使してわかりやすく臨場感たっぷりに展示されていました。

世界で初めて自転車が発明された国はドイツだそうです。これは『ドライジーネ』と呼ばれるその自転車で、1818年にドイツ人のカール・ドライス男爵によって発明された最初の木製自転車です。

ドライジーネはサドルにまたがって足で地面を蹴って進むタイプの自転車で、この段階ではまだ足が地面を離れていないタイプの自転車でした。
イギリスやドイツ、フランスで流行したそうです。ちなみにカール・ドライス男爵はタイプライターも発明した人らしいです。

それから地面から足が離れるタイプの自転車が1861年に登場し、車体も木製から鉄製へと変わっていったようです。

1870年頃自転車レースが盛んになり、もっと速く走れるようにと前輪がどんどん大きくなっていったとのことです。
これはちょっと乗りにくそうな気がします。

そこから次第に安全性も重視されるようになり、現在の形にいたるようです。

併設されているサイクルセンターでは色んなタイプの自転車に乗ることができます。

続いて3階ゾーン。この階は子供向けの展示とモータースポーツが好きな人向けといった感じでした。


最後に1階の収蔵庫へ。

たくさんの自転車が所狭しと収蔵されていました。

目を惹いたのがこちらの自動車のような見た目をした自転車。全天候型自転車と名付けられていて、富山県にあるシロウマサイエンスという会社が2003年に開発したそうです。

中高年の健康維持目的で開発されたようですが、80万円という価格がネックで生産打ち切りになったとのことです。屋根がついているので雨天でもそのまま乗れそうなのは便利で良いなと思います。

自転車博物館はざっとこんな感じでした。自転車はしょちゅう乗るので、進化の過程が見れたのは面白かったです。
自転車博物館は開館時間が午前10時~午後4時半まで、休館日は月曜・年末年始・祝日の翌日です。最寄り駅は南海・堺東駅になりますので、興味を持たれた方は是非行ってみてください。
シマノ自転車博物館の地図(移転後のものに変更しました)
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公益財団法人シマノ・サイクル開発センターによって運営管理されてきた「自転車博物館サイクルセンター」は1992年、自転車文化振興のため日本で初めてとなる自転車博物館として堺市の大仙公園内に開館しました。 展示面積を約3.5倍に拡充し、全く新しい「シマノ自転車博物館」として堺東駅付近にオープンしました。
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その日はちょうど『関西文化の日』にあたり、関西にある指定の博物館・美術館・文化施設などが年に一度無料開放される期間にあたっていたようです。
自転車は堺市が誇る伝統産業の1つとして知られています。

自転車博物館は3階構造で、1階が自転車の収蔵庫、2階が歴史を学べるゾーン、3階が子供向け&モーターサイクル関連のゾーンになっていました。入口を入ってすぐのところが2階の歴史ゾーンになっています。
世界の自転車の歴史や、発明家たちの夢、科学や未来などについて、世界の自転車の実物をベースにパネル、映像等を駆使してわかりやすく臨場感たっぷりに展示されていました。

世界で初めて自転車が発明された国はドイツだそうです。これは『ドライジーネ』と呼ばれるその自転車で、1818年にドイツ人のカール・ドライス男爵によって発明された最初の木製自転車です。

ドライジーネはサドルにまたがって足で地面を蹴って進むタイプの自転車で、この段階ではまだ足が地面を離れていないタイプの自転車でした。
イギリスやドイツ、フランスで流行したそうです。ちなみにカール・ドライス男爵はタイプライターも発明した人らしいです。

それから地面から足が離れるタイプの自転車が1861年に登場し、車体も木製から鉄製へと変わっていったようです。

1870年頃自転車レースが盛んになり、もっと速く走れるようにと前輪がどんどん大きくなっていったとのことです。
これはちょっと乗りにくそうな気がします。

そこから次第に安全性も重視されるようになり、現在の形にいたるようです。

併設されているサイクルセンターでは色んなタイプの自転車に乗ることができます。

続いて3階ゾーン。この階は子供向けの展示とモータースポーツが好きな人向けといった感じでした。


最後に1階の収蔵庫へ。

たくさんの自転車が所狭しと収蔵されていました。

目を惹いたのがこちらの自動車のような見た目をした自転車。全天候型自転車と名付けられていて、富山県にあるシロウマサイエンスという会社が2003年に開発したそうです。

中高年の健康維持目的で開発されたようですが、80万円という価格がネックで生産打ち切りになったとのことです。屋根がついているので雨天でもそのまま乗れそうなのは便利で良いなと思います。

自転車博物館はざっとこんな感じでした。自転車はしょちゅう乗るので、進化の過程が見れたのは面白かったです。
自転車博物館は開館時間が午前10時~午後4時半まで、休館日は月曜・年末年始・祝日の翌日です。最寄り駅は南海・堺東駅になりますので、興味を持たれた方は是非行ってみてください。
シマノ自転車博物館の地図(移転後のものに変更しました)
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コメント
コメント一覧
勉強になりました!
ゆうさん、コメントありがとうございます!
いえいえ、堺に住んでいないとなかなか知らないものだと思います。
そう言っていただけて嬉しいです😊
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