前回の続きで信貴山にある毘沙門天がご本尊のお寺『朝護孫子寺』に行ってきた時の話になります。以前、信貴山山頂にある蛇の神様が祀られた祠のような場所を訪れたので今回も行ってみることにしました。

多宝塔の脇から『空鉢護法堂』につながる階段が伸びています。

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説明書きによりますと、山頂に建てられているのは『竜王の祠』でこの祠の守り本尊が蛇の神様=通称みーさんだそうです。

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15分~20分は坂道が続いていますが、希望の方は木の杖を借りられるみたいです。山中にもいくつか祠が建てられていましたが、何の祠かは分かりませんでした。

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景色が見えてきたら空鉢護法堂はもうすぐそこです。空鉢護法堂の手前には信貴山城址があります。かつて木沢長政・松永久秀の居城だったようです。

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今は何も残っておらず、石碑が建てられているだけでした。

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空鉢護法堂に到着。ここには授与所もあり各種お守り等を授与することができます。社務所の方は、毎日山頂まで通われるのは大変だと思います。

夕方だったのでほとんど人はいませんでしたが、蛇の神様ということで卵と日本酒をお供えに来られている方がいました。

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一願成就のご利益があると言われているみーさん。どうしても叶えたい願いがある人はここまで登ってくるようです。

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ここからの眺めが素晴らしく、ところどころにベンチが置かれているのでいろんな角度から景色を楽しむことができました。個人的に朝護孫子寺で一番好きな場所です。

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本当はここでゆっくり休憩したかったんですが日も暮れかけてきたのですぐに下山。

全部は回り切れないので最後に『寅の胎内くぐり』をして帰ることにしました。父・母・子寅が一体になったトンネルのような場所ですが、内部に毘沙門天が持っている『如意宝珠』が置かれています。その後ろにはたくさんの絵馬がかけられていました。

貧乏神神社と銭亀の神社にお参りした後すぐ隣にあった寅の口から入りました。こちらが入口で合っているのかは分かりませんでした。参拝順序の表を見ていると逆のような気もします…。

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お寺を出た後、帰りのバスが来るまで時間があったので願い橋のすぐ側にある『曽我乃家本店』で名物の寅饅頭をお土産に買いました。こちらのお店、創業は大正4年だそうです。

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寅饅頭はその場で焼きたてを食べることもできます。1個100円だったと思います。なかなかリアルな寅の顔をしていて、中には餡子が入っています。小さくて食べやすいしカステラ部分もほんのりハチミツの味がして美味しいです。

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曽我乃家本店付近にある橋からは1万円でバンジージャンプが体験できるようです。この日は休業していました。

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2時間程の滞在でしたが訪れていない場所もいくつかあったので、また訪れたいなと思っています。

朝護孫子寺を越えるとハイキングコースがあり、以前訪れた三郷の龍田大社付近につながる道があることも分かりました。風の時代らしいので、風の神様が祀られている龍田大社にもまた参拝したいです。




朝護孫子寺の地図



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