四天王寺は生活圏内にあるので年に数回訪れていますが、これまで中心伽藍には入ったことがありませんでした。最近になって伽藍内のお堂の中に、東大寺の大仏に次ぐ大きな大仏が祀られていることを知り初めてお参りさせていただきました。
以前訪れた時の記事はこちら。
この日は21日だったんですが、境内で骨董市のような催しが開かれていました。毎月21日に開催されているようです。

四天王寺は聖徳太子によって593年に建立された官寺ですが、中央伽藍も同年に建立されたようです。大阪空襲の時に消失してしまいましたが、後に再建されたとのことです。
伽藍の入場料金は大人300円、子供200円ですが無料で開放されている時もあります。この日は開放されていました。
門をくぐると金堂と五重塔が目に入ってきます。いずれも飛鳥時代の配色を再現して塗られているようで色鮮やかです。飛鳥時代にタイムスリップした気分が味わえます。

写真左の金堂には聖徳太子のご本地仏である救世観音が祀られています。内壁にはぐるりと仏像を囲むように仏教にまつわる絵が描かれていました。説明書きもあるので順番に見て行くと面白いです。写真撮影は禁じられていました。

五重塔はこの日コロナ対策で内部に入ることができませんでしたが、普段は一部開放されているようです。内部には釈迦三尊の壁画と四天王木造が祀られています。
塔の礎石心柱内には、建立時に聖徳太子の髪が納められたそうです。

写真は撮りませんでしたが、金堂の後方部にある講堂には十一面観音菩薩と丈六阿弥陀如来が祀られています。私は仏像には詳しくないのですが、東大寺の仏像を思い起こさせるようなスケールの立派な大仏でした。日本で二番目の大きさだそうです。
講堂内壁にも仏教関連の絵が描かれていました。釈迦の誕生から涅槃までのストーリーが描かれていてとても興味深かったです。

金堂、講堂、五重塔は全て南北一直線上に並んでおり、これは中国から導入された日本最古の伽藍配置らしいです。
初めて入った伽藍の内部は煌びやかな印象でした。たくさんの仏像がずらりと並んでいる様子は圧巻でした。四天王寺はこれからも度々訪れることがあると思いますが、これからは伽藍内にも必ず参拝したいと思っています。
四天王寺の地図
四天王寺付近には聖徳太子が四天王寺を守るために建立した神社がいくつか鎮座しています。関連記事はこちらから。
大江神社は狛犬ならぬ狛寅がいるので、寅年の今年参拝するのにピッタリな気がします。
ここまでお読みくださりありがとうございました。よろしければ応援お願いいたします。

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この日は21日だったんですが、境内で骨董市のような催しが開かれていました。毎月21日に開催されているようです。

四天王寺は聖徳太子によって593年に建立された官寺ですが、中央伽藍も同年に建立されたようです。大阪空襲の時に消失してしまいましたが、後に再建されたとのことです。
伽藍の入場料金は大人300円、子供200円ですが無料で開放されている時もあります。この日は開放されていました。
門をくぐると金堂と五重塔が目に入ってきます。いずれも飛鳥時代の配色を再現して塗られているようで色鮮やかです。飛鳥時代にタイムスリップした気分が味わえます。

写真左の金堂には聖徳太子のご本地仏である救世観音が祀られています。内壁にはぐるりと仏像を囲むように仏教にまつわる絵が描かれていました。説明書きもあるので順番に見て行くと面白いです。写真撮影は禁じられていました。

五重塔はこの日コロナ対策で内部に入ることができませんでしたが、普段は一部開放されているようです。内部には釈迦三尊の壁画と四天王木造が祀られています。
塔の礎石心柱内には、建立時に聖徳太子の髪が納められたそうです。

写真は撮りませんでしたが、金堂の後方部にある講堂には十一面観音菩薩と丈六阿弥陀如来が祀られています。私は仏像には詳しくないのですが、東大寺の仏像を思い起こさせるようなスケールの立派な大仏でした。日本で二番目の大きさだそうです。
講堂内壁にも仏教関連の絵が描かれていました。釈迦の誕生から涅槃までのストーリーが描かれていてとても興味深かったです。

金堂、講堂、五重塔は全て南北一直線上に並んでおり、これは中国から導入された日本最古の伽藍配置らしいです。
初めて入った伽藍の内部は煌びやかな印象でした。たくさんの仏像がずらりと並んでいる様子は圧巻でした。四天王寺はこれからも度々訪れることがあると思いますが、これからは伽藍内にも必ず参拝したいと思っています。
四天王寺の地図
四天王寺付近には聖徳太子が四天王寺を守るために建立した神社がいくつか鎮座しています。関連記事はこちらから。
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