今回からしばらく近鉄南大阪線界隈の神社や古墳を紹介していきたいと思います。羽曳野市の古市(ふるいち)駅からスタート。

古市駅東口から出ると広場がありますが、その裏手にあるのが『白鳥神社』です。駅の隣の丘のように盛り上がったところにあるので、古墳の上に建っているという説もありますが発掘調査では特に何も見つからなかったようです。

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もともと伊岐谷にあり伊岐宮と呼ばれていましたが、戦火による幾度もの移転を経て現在の場所に再建されたとのことです。伊岐谷にはご祭神でもある『日本武尊』の陵墓説のある『白鳥陵』があります。この後ここにも行ってきました↓↓


手水舎
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白鳥神社という社名は、大和平定のため全国各地を旅していた日本武尊が三重で病死した後に白鳥となって立ち寄った場所が古市ということで名付けられたようです。

関連記事:日本武尊が祀られている神社はこちら



ご祭神は日本武尊に加えて、1904年に高屋神社が合祀されたことから饒速日命と廣國押武金日命もご祭神となったようです。その後高屋神社が1954年に独立しましたが、ご祭神はそのまま3柱となっているそうです。

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拝殿内には楠木正行の絵画が飾られています。敵の負傷兵を気遣う場面だそうです。

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授与所などは見当たらず無人のようでした。拝殿の右手に摂社がいくつかありました。

白長大明神
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白龍大神。蛇の神様が祀られているようでした。
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白玉大明神
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古市の氏神様といった印象の神社でした。駅のすぐ隣というアクセスしやすい場所にあります。古市古墳群巡りをされる方は、あわせて参拝されることをおすすめします。


白鳥神社の地図



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