近鉄古市駅からスタートして、羽曳野市から藤井寺市に入りました。今回ご紹介するのは藤井寺市野中の野中宮山古墳の墳頂に鎮座している『野中神社』です。

野中宮山古墳は古墳時代5世紀前半に築造された前方後円墳で、墳丘の高さは約10.1m、全長約154mという規模の古墳です。

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墳丘に階段が築かれていて石段を登った先に野中神社があります。

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野中神社の創建は875年と石碑に刻まれています。野中郷の鎮守の神として地域の人々から守られてきたようです。

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ご祭神は彦国葺命(ひこくにふくのみこと)と素戔嗚尊の2柱で、彦国葺命はWikipediaによりますと"第5代孝昭天皇皇子の天足彦国押人命の三世孫または四世孫で、和珥臣(和珥氏)の遠祖"にあたる人物だそうです。

手水舎と狛犬
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明治42年以降は藤井寺市に鎮座する辛国神社に合祀されていましたが、地域の方々の希望もあって昭和25年に現在の場所に復元されたようです。

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百度石
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遥拝所
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墳丘の下に摂社の稲荷社がありました。鳥居はかなり古いものであることが伺えます。

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古墳周辺は桜の木々が多く、春には桜の名所として賑わっているようです。神社は無人で社務所なども無さそうでした。

野中神社を出て仲哀天皇陵横を通って終点の近鉄藤井寺駅に向かいます。もう少し続きます。



野中神社の地図



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