今回は大阪府松原市高見の里に鎮座する小さな神社をご紹介します。近鉄高見ノ里駅からは南に徒歩5分程の距離にあります。

境内には鳥居奥に1つ拝殿があるのみで摂社や社務所はありません。小さな神社ですが調べてみると神社にまつわる面白いエピソードがありました。

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高見神社のご祭神は『シンメイ様』という女神様なのですが、聞きなれない名前で誰?と思われる方もいるかもしれません。

この方は反正天皇の正式ではない奥さんだったようで、夜になると反正天皇が祀られている柴籬(しばがき)神社に通うため、日中しかこちらの神社にいないようです。

反正天皇関連の記事はこちらをご参照ください



ちなみに反正天皇は歯がとても綺麗だったことで知られていて柴籬神社では歯の神様として祀られています。高見神社から柴籬神社までは1キロ程の距離です。

松原市のHPにシンメイ様と反正天皇のエピソードが紹介されていたので抜粋・引用させていただきます。

ずうっとずうっと昔のこと、松原には、反正天皇と呼ばれるご立派な天皇が今の柴籬神社がある場所に御在所あそばされていたそうです。この天皇は人々の幸せを望み、村々をあちらこちらと馬を走らせて、人々の生活の様子をご覧になる事を日課としていらっしゃったそうです。そのような天皇でしたので、松原の人々はこの天皇を大層慕い、人間も神さんも動物も、みぃ~んな仲良う暮らしていたそうで、五穀は豊穣、天下太平で、人々は田畑を耕して春は緑の芽をふき、秋は黄金色に輝き、狐や人間の子供は野を駆けめぐり鳥は天を舞い天地満ちた喜びの日々を送っていたそうです。

 そんなある日のこと、いつものように天皇が馬を走らせて高見神社あたりまでこられた時の事でした。頭の高さより高く藁把をたっぷりと背中に背負った少女が、周りをゆっくりと眺めて満足そうな笑みを浮かべている姿に出会いました。天皇は、その少女の自信に満ちた堂々とした姿を不信に思い「どうしてそのように満足な笑顔で立っているのか」と尋ねられたそうです。すると少女は「私は田畑も持たず、こうして藁を売り歩く貧しい者ですが、この地に立って噂の通りの天皇である事を知り、この地で生活をしようと決めたところです」と、しっかりとした口調で答えたそうです。そこで天皇はかさねてその意味を問うと、「ご覧下さい。この場所はこの辺りでは一番高い所にあります。この地で周りを眺めると、あちらこちらから夕食の支度をしているかまどの煙が、豊かな生活を象徴するようにたち昇っております」と答えたと伝えられています。

 この出会いがあってから、天皇はこの利発な少女を大層気にいられて、出会った地を「高見ノ里」と名付けられ、少女をこの地に住まわされたといわれてています。伝えられている話によりますと、やがてこの少女が天皇と結婚して高見神社にお住まいになり、柴垣神社へ夜になるとかよい妻となってお出かけになるのだそうです。

 高見神社の御祭神は、女神でシンメイ様と伝えられていますが、この少女であるという証拠は何も残っていません。

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手水舎(水なし)には狛犬がいました。狛犬は境内に5体もいます。

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玉垣付近にも2体の狛犬。この2体が一番古いもののようです。

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境内にはベンチもあって休憩することができます。付近にご神木なのかは分かりませんが背の高い木が聳えていました。

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近鉄高見ノ里駅や西除川からも近く、分かりやすい場所に鎮座している神社です。松原開運六社巡りをされる際などにはあわせて参拝されてみてはいかがでしょうか。



高見神社の地図



余談ですが、お友達から美味しい焼き菓子をいただきました。包装紙も可愛くて焼き菓子も私の好きなものばかり選んでくれていました。めちゃめちゃ感謝です✨
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