これまで何度か堺市堺区にある与謝野晶子ゆかりの神社『開口神社』について取り上げてきましたが、最近とある方のブログを読んで境内に知らなかった場所があることに気づきました。

開口神社と山之口商店街に関する記事はこちら




それが今回ご紹介する『金龍井』という井戸です。開口神社は道路側と山之口商店街側の二か所出入口がありますが、金龍井は商店街側の西門付近にあります。

商店街側の鳥居をくぐってすぐ右手に位置していますが、通路は参道にある狛犬の後ろ側にあります。

FullSizeRender
細い通路を通って突き当たりまで行くと、水の流れる音が聞こえてきます。

金龍井は元々西門付近にあった海会寺のものでしたが、大火によって海会寺は南宗寺境内に移転したそうです。その後、井戸は開口神社に属するものとなったようです。

IMG_0817
金龍井のルーツは1338年まで遡ります。海会寺の名僧乾峯和尚が徳を慕り、老人に化けて教えを乞いに来た金面龍王という龍に、戒を授けたそうです。龍はそのお礼として干ばつに困る人々に水が出る場所を教え、掘られた井戸が金龍井のようです。

井戸の水は江戸時代、豆腐作りや茶の湯に利用されたとのことです。

IMG_0819
2004年、井戸の前に館が造られて現在の姿になったようです。この龍の彫刻は金面龍王をイメージして彫られたものなのでしょうか。

FullSizeRender
井戸というよりは壺や風呂釜のような形をしていました。

開口神社に参拝される際は是非、金龍井を探してみてください。



開口神社の地図



よろしければ応援お願いいたします。

神社・お寺巡りランキング

にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村