堺市堺区の鉄炮町イオン付近は堺市と大阪市の境目に当たる場所です。大和側に架かる橋を渡ると大阪市住之江区に入りますが、今回は住之江区の大和川周辺に鎮座する神社を2回連続でご紹介したいと思います。

今回ご紹介するのは北島に鎮座する『高砂神社』です。鳥居をくぐる神職の方が出迎えてくださりました。

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高砂神社の由緒を神社ホームページから抜粋しました。

元禄十六年(1703)幕府の布令を以て、大和川付け替え以来住之江浦に土砂が堆積して浅洲を形成するようになり、大坂淡路町の両替商加賀屋甚兵衛は堺に往来する途中、霰松原から見た西方の浅洲が新田に適しているとし、享保十三年(1728)より開墾に着手し北島新田と名づけ、元文二年(1737)一応の完成を見ましたので代官疋田庄九郎の検地を受けるとともに、御見捨地十五間四方(約900m2)を以て境内と定め、出身地の河内国石川郡新堂村の産土神天水分大神を勧請、神職松原大蔵の奉仕により鎮斎『はや住之江に着にけり』と謡われた謡曲「髙砂(高砂)」に因み、高い砂丘に位置するために「髙砂(高砂)神社」と高づけられましたのが元文二年(1737)九月二十六日の事、これが御鎮座の初めであります。

神社の近くには新田の開所跡地があり自由に見学ができるようになっていました。今回は立ち寄らなかったので、また機会があれば訪れたいと思います。

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高砂神社のご祭神は3柱で
・天水分神:水の神様
・住吉大神:海運を司る神様で、住吉大社に祀られている神様
・柿本人麿神:飛鳥時代を代表する歌人
が祀られています。

柿本人麿の詠んだ歌は万葉集にも登場しますが、神社で神格化されているのを初めて見ました。

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拝殿付近には水みくじ占い処があり、社務所で授かった占い用紙を水に浮かべるとおみくじの結果が浮き出てくるようです。

ご祭神の天水分神が水の神様であることにちなんで、このような水占い処が設置されているそうです。


こちらの祈願百度石は、願いを込めて石に刻まれた願い事を撫でると良いそうです。

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境内には樹齢百年以上と思われる大きな楠木のご神木がそびえていました。

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昔村の若者が力比べをしたとされる力石も木の根元に置かれていました。

高砂神社では毎年夏祭りとかぶとむし相撲大会が開催されているようです。かぶとむしはケース・餌つきで大会に申し込んで会費(千円)を納めるといただけるとのことです。かぶとむし相撲って見たことはありませんが面白そうですね!

2022年は7月26日に開催されるそうです。夏祭りは7月16日。

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境内にはいくつか摂社も並んでいました。

こちらの遥拝所は穴を通して自身の崇拝する神社を参拝します。

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食や商売に関係する宇迦御霊神(お稲荷さん)・保食大神が祀られた洲先稲荷社。赤い鳥居が連なっています。

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交通安全の神様・金山神社。

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学問の神様が祀られている天神社。菅原道真公と金毘羅神、八幡神が祀られているそうです。

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参拝客の絶えない温かい雰囲気の神社でした。コロナの影響を受けることなく、夏祭りやかぶとむし相撲大会が無事に開催されることを願っています。




高砂神社の地図



大和川付近の神社はこちらをご参照ください





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