堺市堺区の大仙公園横に、堺市中央図書館というそれなりの規模がある図書館があります。探しているジャンルの本がある時にここに来るとたいてい見つかるので、月に1回は訪れています。

図書館へは世界遺産に登録された百舌鳥古墳群の一つ・仁徳天皇陵の周囲の遊歩道を通って来ることが多いですが、この日は一つ隣の道路を通って来ました。すると住宅街の一角、丸保山古墳後部にあたる場所に小さな小さな神社を発見。

丸保山古墳に関連する記事はこちら


何度も近くを通っているのに気づきませんでした。『八丈神社』と書かれています。

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拝殿などはなく、神様の名前が書かれた石碑がズラリと密集して並べられています。八丈大神という神様の名前が書かれた石碑が一番大きいので主祭神なのでしょうか。一番先頭に置かれているのは白光大神です。

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その他にも小八丈大神・福龍大神・熊丸大神・藤平大神・久吉大神・熊吉大神・朝日大神・三吉大神などの名前がありました。

近くに鎮座している百舌鳥八幡神も祀られているようです。


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これだけ多くの神様が一か所に祀られるようになった背景が気になります。一角には仏像も置かれていたので神仏習合の名残も感じられました。

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仏像の後ろ側に由緒書きが置かれていましたが、神社の創建は紀元前660年のようです。崇徳天皇の時代みたいです。かなり前ですね。

八丈神社という名前の神社は八丈島にもあるようですが、同じ祭神なのかは不明です。

詳しいことは分かりませんでしたが、普段通らない道を通ると新しい発見があって面白いなと感じた神社との出会いでした。




八丈神社の地図



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