2022年4月末のある薄曇りの日に、半年ぶりに京都へ行ってきました。空いてそうな平日の雨が降りそうで降らない天気の日を狙って行ったので、久しぶりの京都をゆっくり楽しめました。

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今回は前から気になっていた神社巡りをしてから、大好きな鴨川で休憩した後糺の森を散歩して帰るコース。まず地下鉄烏丸線の今出川駅で下車して、徒歩10分程のところに鎮座する晴明神社に参拝しました。

ちなみにJR京都駅から晴明神社前までは路線バスでも行けます。かなり前にバスで訪れたことがあるんですが、あちこちぐるぐる回るので時間がかかるような気がして今回は地下鉄を利用しました。

バスを降りるとすぐ前に一の鳥居があります。

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鳥居の真ん中にある『五芒星』のマークは、魔除けの印である天地五行を象っているそうです。『晴明桔梗印』とも呼ばれているこのマークは境内のいたるところにありました。

一條戻橋という橋は一の鳥居をくぐってすぐのところにあります。隣に置かれている石像は、陰陽道で使う式神(精霊)だそうです。
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橋の向こうに見える桔梗庵は土産物屋で、様々な安倍晴明グッズが売られていました。

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授与所はまた別に境内にあります。

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道路を挟んだ先にある二の鳥居をくぐって境内へ。

手水舎の脇に『晴明井』という井戸があります。この井戸の水を飲むと病気平癒のご利益があるそうですが、参拝した時は水が止められていました。ちなみに普段水が出ている時は、水の出ている向きがその年の恵方を向いているとのことです。

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千利休の屋敷もこの辺りにあったらしく、利休もこの井戸を利用していたそうです。

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晴明神社の創建は1007年。陰陽道を極められた安倍晴明公が1005年に85歳で亡くなられた後、一条天皇の勅旨によって晴明公邸址に建てられたようです。

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大阪市に鎮座する安倍晴明神社も名前の通り晴明公ゆかりの神社で、こちらは晴明公の生誕の地として知られています。

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晴明神社の御神徳は魔除け、厄除け、病気平癒、火除け、方除けとなっています。

拝殿脇には『厄除桃』が置かれています。

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桃は陰陽道で厄除けや魔除けの効果がある果物とされているそうです。厄を桃に撫でつけると厄落としになると言われています。

たくさんの人に撫でられているからか、桃はピカピカに光っていました。

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晴明神社を後にして次は日本最古の天満宮と言われる『水火天満宮』に参拝します。次回へ続きます。



晴明神社の地図



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