少し前に京阪電車に乗って八幡市に鎮座する『石清水八幡宮』に参拝してきました。

八幡宮と言えば応神天皇(品陀別命)が祀られていることで知られていますが、石清水八幡宮は日本三大八幡宮の1社に数えられます。ちなみに全国に約44,000社ある八幡社の総本社は大分県の宇佐神宮になります。

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石清水八幡宮は男山と呼ばれる山の上に鎮座しています。京阪電車の石清水八幡宮駅を出るとすぐケーブルカー乗り場があり、本殿まで行くことができます。今回は麓から登っていくことにしました。

一の鳥居の向こうに見えている山が男山です。

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鳥居の扁額をよく見てみると、八幡宮の八の字がハトになっていることが分かります。八幡宮と言えばハト。八幡神の使いとして知られています。

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写真は撮りませんでしたが、一の鳥居を抜け歩いて行くと頓宮があります。ここで毎年9月15日に石清水祭が開かれているようです。

頓宮の先に進むと駐車場があり、その脇に摂社『高良神社』が鎮座しています。

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高良神社は吉田兼好の『徒然草』に登場する神社で、仁和寺の法師が石清水八幡宮と間違えてこの神社だけお参りして帰ったことで知られています。

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高良玉垂命がご祭神で、境内には京都の自然百選に選ばれた『タブノキ』という樹木が植わっていました。

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二の鳥居をくぐると本殿まで坂道が続いています。鳥居の手前に表参道と裏参道の分岐点がありますが、今回表参道から登って裏参道から帰ってきました。

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七曲がりと呼ばれる曲がりくねった参道を登っていきますが、道中には僧坊の跡地が点在していました。昔山中でお坊さんが生活していたようです。

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この絵図でも分かるように、山中に史跡や摂社が散らばっていてケーブルカーでお参りされた方も帰りは歩いて下山しながら史跡巡りをするのがおすすめです。

坂を登りきると拝殿へと続く参道に出ますが、ここで一旦区切ります。次回に続きます!




石清水八幡宮の地図



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