欽明天皇陵を出て次は鬼の雪隠(せっちん)に向かいました。

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以前気づかずに前を通り過ぎたことがあるのでちゃんと訪れるのは初めての場所です。高松塚古墳脇の道路を見下ろせる眺めの良い場所にあります。

高松塚古墳についてはこちら


これが鬼の雪隠。雪隠というのは便所のことです。

7世紀後半の古墳時代終末期の石室の一部と言われています。風の森に位置する爼が底石、雪隠が蓋石にあたるそうです。欽明天皇陵の石室の一部だという説もあるそう。

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石室の一部なのになぜ鬼の雪隠と呼ばれているのでしょう?

この辺りは"霧ヶ峰"と呼ばれる地域で、鬼が通行人に霧を降らせて道に迷ったところを捕えて爼の上で調理をし、満腹になったあと雪隠で用を足したという伝説が残っているそうです。

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これがトイレにあたる雪隠の部分です。確かにトイレのような形に見えます。

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俎は別の場所にあるようですのでまた機会があれば見に行きたいと思います。

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鬼が実際にいたのかは不明ですが、山賊はいたかもと思わせるような場所でした。

明日香村には謎の石造物が多く、それぞれにストーリーがあるので"石めぐり"をするのも面白いです。




鬼の爼・鬼の雪隠の地図



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