夏の終わりに思い立って高野山に行ってきました。高野山は初めてで、"和歌山にある真言密教の聖地で弘法大師(空海)にゆかりのある土地"ということぐらいしか知識がない中訪れました。

利用した交通手段は電車で堺市内から南海電車に乗り北野田駅で乗り換え、橋本→極楽寺駅まで行って高野山行きのケーブルカーに乗りました。

極楽寺駅の天井には一枚一枚違う絵画が並んでいます。じっくり見たかったんですが、ケーブルカーの発車時刻寸前だったので慌てて乗車。

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傍らには手水舎と絵馬を書くスペースが設けられていてて、神社を模した空間がありました。この日はめちゃくちゃ空いていましたが、インバウンドが回復したらたくさんの海外観光客が訪れるのではないかと思います。

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ちなみに橋本駅~極楽寺駅間を走っている電車は乗車券に+500円でパノラマビュー席やボックス席が利用できるようです。この日は普通席もガラガラで車両には自分を含めて2人しか座っていませんでした。

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ケーブルカーで5分の距離のところに高野山駅があります。ここから寺院が立ち並ぶエリアまでは歩くとけっこうな距離があるようなので、バスに乗ってひとまず伽藍のあるエリアに行ってみることにしました。

高野山駅からはくねくね道が続くのでバス酔いしやすい方は注意が必要です。私は行きも帰りも酔いました。

中門付近のバス停で下車し、まずは壇上伽藍に行ってみることにしました。

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ここで高野山について簡単に紹介させていただくと、高野山は約1200年前に弘法大師・空海によって開山されました。標高900メートルのところに築かれた宗教都市で、一日では回り切れないくらい多くの寺院が立ち並んでいます。

平成16年には世界遺産登録され、世界中から観光客が訪れているようです。

今回初めに訪れた壇上伽藍は弘法大師によって創建された真言密教の根本道場になります。この場所と奥之院は高野山の2大聖地として信仰されている場所らしく、観光パンフレットを見た時に必ず訪れようと思いました。

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中門は3回焼失し、地中には焼失前の礎石が埋まっているそうです。中門で伽藍の入り口を守っているのがこちらの四天王像。

東:持国天
西:広目天
南:増長天
北:多聞天

がそれぞれの方位を守っているそうです。
よく見るとセミやトンボがとまっている像も。

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こちらは根本大塔で、内部には胎臓大日如来を本尊とする金剛界四仏が安置されています。この胎蔵大日如来や曼荼羅をテーマにした料理を食べてきたので、後から紹介させていただきます。

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金堂には薬師如来が安置されています。入場料500円で拝観できました。内部は撮影禁止になっています。

今回は日帰りで高野山を訪れたんですが、着いたのがすでに正午。あまり時間がないので伽藍の見学は午後からにして先にお昼を食べることにしました。

次回に続きます!



壇上伽藍の地図




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