このブログではこれまでに広島を訪れた時の記事を載せてきましたが、今回は5年前に訪れた瀬戸内海に浮かぶ島『大久野島』を紹介させていただきます。

大久野島までは忠海港から出港しているフェリーに乗って向かいました。

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当時フェリーにはたくさんの外国人観光客が乗っていて、世界的にも人気の観光地なんだなと感じました。ほとんどの観光客はウサギ目当てで訪れていたようです。

大久野島はウサギ島という別名があるように、島のいたるところに野生のウサギが生息していることで知られています。

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ウサギ島の他に大久野島は毒ガスの島としても知られています。1929年~1945年まで、大日本帝国陸軍によって太平洋戦争で使用する毒ガス兵器が秘密裏に作られていたそうです。

島のあちこちには毒ガス貯蔵庫など廃墟が残されています。

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毒ガス資料館もあり、当時毒ガスがどのように作られていたのかが学べます。毒ガスを製造していた人々が身に着けていた防護服も展示されています。

防護服を身に着けていても毒ガスの被害は防げるものではなく、皮膚病や肺病、事故による病人や負傷者が絶えなかったようです。島内には病院跡地もありました。

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この毒ガス兵器は、中国のとある村で地下に逃げ込んだ村人たちに日本軍によって使用されたという記録が残っているようです。現在でも薬害や後遺症に苦しんでいる人がいるようです。

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当時毒ガスの動物実験用にウサギが飼育されていましたがこのウサギたちは終戦後食用にされたため、現在島に生息しているウサギは子孫ではないようです。

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現在島にいるウサギは、1971年に地元の小学校で飼育されていたウサギが放され野生化したものだそうです。

ウサギは島のあちこちにいますが忠海港売店で売られている餌のみをあげていいという決まりにはなっているものの、勝手に野菜や食パンを持ってきてウサギに食べさせ、食べ残しを片付けず放置したまま帰っていくマナーの悪い人もいます。(※ウサギは食パンを食べないです。こういった食べ物を与えることは死につながります。)

私が訪れた時はウサギを抱っこしようとしている人もいました。こういった身勝手な人の行動でけがをしてしまうウサギもいるようです。

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島内には休暇村という宿泊施設があり、そちらに宿泊できるようになっています。島内で食事をするにはここを利用するのが良いと思います。レストランとカフェ、土産物屋さんがありました。

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ウサギは確かに可愛かったですが、野菜をまき散らかしてその場を去ったり無理やり触ろうとしたりとしている人をよく見かけたのが残念でした。動物が好きというよりただ映える写真を撮るためにウサギを利用しているだけに見えました。

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島に住むウサギを観光のあてにするのなら、何かが起きる前にきちんと保護してあげてほしいと思います。人間のエゴの犠牲になる動物たちがかわいそうです。

休暇村と環境省の方々が動いてくれますように。



大久野島の地図



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