三輪山の摂社巡りをした後、以前にも訪れた『てのべたかだや』で休憩しました。素麺以外にもデザートやドリンクメニューがあるのでカフェ利用もできるお店です。



時刻は午後3時頃。まだ日没まで時間があるので周辺を散策してみることにしました。ここから少し歩くと纏向(まきむく)という地名の場所で、田園風景の中に古墳や遺跡が点在しています。

まず訪れたのが桜井市箸中にある『箸中古墳』3世紀中頃~後半頃築造されたと伝えられる古墳です。

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箸中古墳は墳丘長276m、高さ30mの前方後円墳です。

現在は倭迹迹日百襲姫命の大市墓として宮内庁に管理されています。倭迹迹日百襲姫命は孝元天皇の姉妹にあたる人物のようです。

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一方で邪馬台国の女王だった卑弥呼のお墓という説もあり、真相は明らかにされていないようです。

1976年に特殊壺形埴輪や器台型埴輪が出土されています。

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古墳の向こうには二上山が見えていました。

背後には三輪山がそびえています。

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近年では物質を透過する宇宙線『ミューオン』を使った内部調査が進められているみたいです。被葬者に関する重要な手掛かりが見つかると良いですね。




箸中古墳の地図



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