今回は卑弥呼のお墓説のある『箸墓古墳』東側に位置する『ホケノ山古墳』を紹介させていただきます。

ホケノ山古墳は3世紀中頃に築造されたホタテ貝型の前方後円墳です。全長が約80m、後円部径約55m、前方部長約25mの規模を誇ります。

FullSizeRender
当時は周濠が張り巡らされていたようですが、現在はありませんでした。墳丘には葺石が敷かれていたようです。

FullSizeRender
後円部の中央からは木材でつくられた『石囲い木槨』が確認されたそうです。これは埋葬施設のようなもので、中には舟形木棺が置かれていたと推測されています。

また、石囲い木槨の西側からは6世紀末頃の横穴式石室が見つかったようです。

FullSizeRender
古墳からは画紋帯同向式神獣鏡や壺、鉢、銅鏃、鉄鏃などが出土しています。

マムシに注意と書かれた立て札がありましたが、墳丘には登れるようです。墳丘からは三輪山や巻向山が見えました。

FullSizeRender
それほど墳丘は高くないんですが、辺りが開けているので遠くの市街地まで見渡すことができました。

FullSizeRender
箸墓古墳からは徒歩5分位のところに位置しています。隣が公園のようになっていて駐車スペースもありました。

被葬者は不明ですが、大神神社では豊鍬入姫命のお墓と考えられているみたいです。豊鍬入姫命は檜原神社に祀られています。ここからは2キロほどの距離です。




ホケノ山古墳の地図


話は変わりますが、先日友達から岡山のお土産をいただきました。好きなものばっかりで嬉しいです。ありがとう✨

尾道ラーメンめちゃうまでした。

IMG_3959


FullSizeRender


よろしければ応援お願いいたします。

神社・お寺巡りランキング

にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村