雑賀崎編後編になります。灯台から5分程歩いて断崖絶壁の上にある『番所庭園』に到着しました。入園料は大人600円、子供300円。9月～3月までは営業時間が8時～17時でした。


番所庭園は黒船の見張り番所跡、元番所お台場跡として知られている景勝地で日本遺産にも登録されているそうです。ペリー来航以来、紀州藩が国防のためにここから船の来航を監視していたとのこと。

また、平坦で海に長く突き出た地形のため『番所の鼻』と呼ばれているらしいです。


ゴルフ場のような芝生が敷き詰められていてふわふわして歩きやすいです。ところどころに枯山水や松の木が見られました。

番所庭園のような海沿いにある庭園を訪れたことがなかったので庭園よりも絶景に目が行き景色の写真ばかり撮っていました。

1つだけ子供用遊具が置かれていました。番所の鼻だけに、ゾウなのかな。


ここから先程訪れた灯台の先端が見えています。




階段を下りれば崖下にある磯場まで行けるんですが、帰りの階段がしんどいのでやめておきました。

磯場で釣りを楽しんでいる人が小さく見えています。階段はかなり急だったので、小さなお子さんを連れている場合は絶対に目を離さないように注意が必要です。


この場所の岩は緑がかっているんですが、緑の岩は紀州特有で珍しいようです。緑色方岩は『紀州の青石』という呼び名がつけられているらしい。


土曜日でしたが、かなり空いていて海を見ながらのんびり過ごしました。

この日合う予定の友達とはJR和歌山駅付近で待ち合わせをしていたんですが、そろそろ戻らないといけない時間。バスの時刻表を確認すると、一時間に一本しかない上にちょうどバスが出てしまったことに気づきました。

次のバスが来るまで一時間あったので雑賀崎から新和歌浦まで歩きました。漁港や海岸線を見ながらの散歩は楽しくてバスに乗り遅れてよかったなと思いました。結果オーライということで。




番所庭園の地図



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