前回に引き続き、奈良県橿原市を訪れた時の話になります。宣化天皇陵を後にして、電動自転車に乗って川西町にある『新沢千塚古墳群公園』に向かいました。

新沢千塚古墳群は橿原市南西部に広がる丘陵上に築造された約600基からなる群集墳です。そのうち約400基を公園内で見ることができます。

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スロープで丘陵に登ると、見渡す限り古墳だらけでした。これらの古墳は4世紀終わりごろから6世紀終わりごろにかけて造営されたようです。

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公園内にある古墳の大部分は円墳ですが、なかには前方後円墳や前方後方墳、方墳もあるようです。とても広いので短時間では回りきることができません。今回は北側の部分だけ散歩してきました。

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古墳群のなかでも126号墳が代名詞的存在らしいです。埋葬施設からはペルシャ地方や中国、朝鮮半島からシルクロードを通じてもたらされた様々な副葬品が見つかったとのこと。

美しい装身具やガラスの食器などは国の重要文化財に指定されているそうです。

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115号墳は5世紀後半に築造されたようです。直刀や甲冑が出土されたことから武人の墓と考えられているそうです。

見晴らしのいい休憩スペースがところどころにあったので、ここでお弁当を食べるのも良いなと思いました。

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大和三山の畝傍山が近くに見えています。

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公園内には農産物直売所である『新沢千塚ふれあいの里』や温泉・トレーニング施設『シルクの杜』『歴史に憩う橿原市博物館』などもあったので丸一日ゆっくりできそうな場所でした。

新沢千塚ふれあいの里では明日香村のお土産も販売されていました。






新沢千塚古墳群公園の地図


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