今回からしばらく奈良県桜井市の旧伊勢街道沿いにある神社や史跡の紹介になります。近鉄大和朝倉駅からスタートして、長谷寺まで歩いてきました。

旧伊勢街道の初瀬谷と呼ばれる地域最古の神社『玉列(たまつら)神社』にまず参拝しました。慈恩寺という土地に鎮座しており、かつては『玉椿大明神』とも呼ばれていたそうです。

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境内には椿の木が多く、3月になると椿まつりが開かれるそうです。

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ご祭神は玉列王子神と天照大神、春日大神で玉列王子神は大神神社のご祭神である大物主神の御子神です。

明治10年から大神神社の摂社となったそうです。

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玉列神社は泊瀬朝倉宮伝承地付近に鎮座していますが、当時の天皇が三輪山を信仰するのにこの神社に参拝していたと考えられています。

この神社にも最初にお参りをして心身の穢れを落とす祓戸神社がありました。

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子宝に恵まれる石『誕生石』

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拝殿は階段を上がった先にあります。

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階段の上からは初瀬谷に広がる山並みを見渡すことができます。ベンチも置かれているのでここで一休みするのもおすすめです。

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境内社:金の神様・金山神社、道開きの神様・猿田彦神社、かまどの神様・愛宕神社

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土曜日の午後に訪れましたが境内に人はいなく、静かで落ち着いた雰囲気が漂っていました。景色が良い場所に鎮座しているので、長居したくなる神社です。また機会があれば再訪したいと思います。





玉列神社の地図


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