大和朝倉~長谷寺まで歩くシリーズの最終回は與喜天満(よきてんまん)神社を紹介します。本当は長谷寺にお参りしたら帰ろうと思っていたんですが、帰り道に気になる神社を見つけて足を止めました。
鳥居の先には長い階段が続いていてこの日歩き続けた身体には少しきつかったですが、頑張って階段を上りました。

與喜天満神社は與喜山の山中に鎮座しているようです。日が傾いてきたので暗くなるまでには下山できるよう早足で登っていきました。

鳥居から見えていた階段の先にもさらに階段が続いていて、軽い登山をしているようでした。

與喜山は古代から『日のいずる聖地』『天照大神降臨の地』として崇められてきたそうです。境内には古事記に記されている『天岩戸』を再現した磐座がありました。
これは私の写真の撮り方が悪く、写真の磐座背後にも大きな磐座があったようです。全部で3つの磐座があり、天岩戸にこもってしまった天照大御神を天児屋根命と太玉命が外に連れ出そうとしている場面の再現らしいです。

これまで天岩戸と呼ばれる磐座をいくつか訪れたことがあります。天岩戸は生まれ変わりの象徴と言われているらしく、くぐりぬけると縁切り・縁結びや厄除けになると言われているそうです。
與喜天満神社の創建は946年と古く、『日本最古の天神信仰の宮』と伝えられています。ご祭神は菅原道真公で学問の神様として知られている人物です。
社殿は1818年に建てられたものらしいです。

菅原道真公は丑年生まれで、太宰府に左遷される道中牛に助けられたことから牛を愛でるようになったそうです。牛との関りが深いことから全国の天満神社には牛の像があることが多いようです。牛と梅の花というのが天満神社のイメージです。

山中には與喜寺跡の石碑がありました。休憩できるベンチもあります。

この場所からは長谷寺方面を見渡せます。
『新古今和歌集』の撰者として知られる藤原定家と藤原家隆は、当時歌壇の双璧と称されていたそうです。ここから見える長谷寺境内の杉の木の傍らには定家の供養塔があり、與喜山の山麓に鎮座する素戔嗚神社には家隆を供養する石塔が祀られているそうです。

與喜は連歌発祥の地でもあるようです。
夕方だったからか人気はなく、ゆっくり景色を楽しむことができました。近鉄長谷寺駅からは徒歩20~30分のところに鎮座している神社です。長谷寺にお越しの際はあわせてお参りされてはいかがでしょうか。
與喜天満神社の地図
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鳥居の先には長い階段が続いていてこの日歩き続けた身体には少しきつかったですが、頑張って階段を上りました。

與喜天満神社は與喜山の山中に鎮座しているようです。日が傾いてきたので暗くなるまでには下山できるよう早足で登っていきました。

鳥居から見えていた階段の先にもさらに階段が続いていて、軽い登山をしているようでした。

與喜山は古代から『日のいずる聖地』『天照大神降臨の地』として崇められてきたそうです。境内には古事記に記されている『天岩戸』を再現した磐座がありました。
これは私の写真の撮り方が悪く、写真の磐座背後にも大きな磐座があったようです。全部で3つの磐座があり、天岩戸にこもってしまった天照大御神を天児屋根命と太玉命が外に連れ出そうとしている場面の再現らしいです。

これまで天岩戸と呼ばれる磐座をいくつか訪れたことがあります。天岩戸は生まれ変わりの象徴と言われているらしく、くぐりぬけると縁切り・縁結びや厄除けになると言われているそうです。
與喜天満神社の創建は946年と古く、『日本最古の天神信仰の宮』と伝えられています。ご祭神は菅原道真公で学問の神様として知られている人物です。
社殿は1818年に建てられたものらしいです。

菅原道真公は丑年生まれで、太宰府に左遷される道中牛に助けられたことから牛を愛でるようになったそうです。牛との関りが深いことから全国の天満神社には牛の像があることが多いようです。牛と梅の花というのが天満神社のイメージです。

山中には與喜寺跡の石碑がありました。休憩できるベンチもあります。

この場所からは長谷寺方面を見渡せます。
『新古今和歌集』の撰者として知られる藤原定家と藤原家隆は、当時歌壇の双璧と称されていたそうです。ここから見える長谷寺境内の杉の木の傍らには定家の供養塔があり、與喜山の山麓に鎮座する素戔嗚神社には家隆を供養する石塔が祀られているそうです。

與喜は連歌発祥の地でもあるようです。
夕方だったからか人気はなく、ゆっくり景色を楽しむことができました。近鉄長谷寺駅からは徒歩20~30分のところに鎮座している神社です。長谷寺にお越しの際はあわせてお参りされてはいかがでしょうか。
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