今回は近鉄線岡寺駅付近にある『菖蒲池古墳』を紹介します。菖蒲池古墳は橿原市菖蒲町、明日香村と橿原市の境目に位置しています。

小高い丘の上にあるので見晴らしが良いです。1月下旬に訪れましたが向かいの山が冠雪しているのが見えました。

菖蒲池古墳は7世紀中頃に築造された方墳です。一辺が30m、高さ7.5mの規模を誇ります。
両袖式横穴式の玄室内部には2基の精巧につくられた家形石棺が収められており、蘇我入鹿・蝦夷親子のお墓ではないかと推測されているそうです。また、皇族のお墓説もあるようです。

7世紀末にはすでに墳丘の一部が大規模な土地改変によって破壊されています。その後、1927年に石室が国の史跡に指定されたとのことです。

備え付けの扉の鍵で開錠し、内部を見学しました。立ち入ることはできませんが柵の隙間から2つ並んだ石棺を見ることはできました。

狭い空間に2つの棺が入れられている様は少し窮屈そうにも見えました。家形石棺は細部まで緻密につくられている様子が見て取れます。
この辺りは蘇我氏が根拠地としていた場所なので蘇我氏にまつわる史跡がいくつかあります。少し離れていますが入鹿神社にもいつか行ってみたいなと思います。
菖蒲池古墳の地図
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小高い丘の上にあるので見晴らしが良いです。1月下旬に訪れましたが向かいの山が冠雪しているのが見えました。

菖蒲池古墳は7世紀中頃に築造された方墳です。一辺が30m、高さ7.5mの規模を誇ります。
両袖式横穴式の玄室内部には2基の精巧につくられた家形石棺が収められており、蘇我入鹿・蝦夷親子のお墓ではないかと推測されているそうです。また、皇族のお墓説もあるようです。

7世紀末にはすでに墳丘の一部が大規模な土地改変によって破壊されています。その後、1927年に石室が国の史跡に指定されたとのことです。

備え付けの扉の鍵で開錠し、内部を見学しました。立ち入ることはできませんが柵の隙間から2つ並んだ石棺を見ることはできました。

狭い空間に2つの棺が入れられている様は少し窮屈そうにも見えました。家形石棺は細部まで緻密につくられている様子が見て取れます。
この辺りは蘇我氏が根拠地としていた場所なので蘇我氏にまつわる史跡がいくつかあります。少し離れていますが入鹿神社にもいつか行ってみたいなと思います。
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コメント
コメント一覧
松野さん、記事を見ていただきありがとうございます!
蘇我氏のお墓説のある古墳と聞き気になって訪問したのですが、眺めが良く想像していた以上に素敵な場所でした。
玄室内部は隙間から何とか撮った1枚なので本当はもっと良い写真を見ていただければよかったのですが。