昨年末に飛鳥応援大使になったことですし、今年は例年にも増してたくさん明日香村を訪問したいなと考えております。今回は今年2月に明日香村を訪れた時に自転車で回った場所をいくつか紹介したいと思います。

飛鳥資料館が建っているあたりはもう明日香村ではなく桜井市にあたるんですが、『山田寺跡』は飛鳥資料館から300m程の距離にあります。

ちなみに飛鳥資料館は村内に点在する古墳や史跡の歴史の紹介や、発掘調査による出土品が展示されていてとても面白い施設です。明日香村を巡る前に訪れると事前知識を蓄えられて良いかもしれません。

付近にある『天極堂』の葛餅や『森のカフェ』のランチプレートもおすすめです。森のカフェのトマトカレーが大好きです。

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話は戻りますが、山田寺の歴史を少しご紹介します。山田寺は大化の改新で天智天皇側につき、同族の蘇我氏を滅ぼした蘇我倉山田石川麻呂の発願で建設がスタートしました。

649年、蘇我倉山田石川麻呂は謀反の疑いをかけられこの地で自害します。

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その後も寺の建設は続けられ、685年に完成します。明治以降、廃寺になるも1892年に再興。その後何があったのか、現在は姿かたちもありません。

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当時の伽藍配置が描かれています。その場所に立って当時の様子を想像してみました。

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この辺りに宝蔵があったようです。宝物を収蔵しておく場所ですね。

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東回廊があったのはこの辺りのようです。発掘調査により東回廊の連子窓が見つかっています。連子窓は飛鳥資料館に展示されていました。

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金堂と礼拝石があった場所。伽藍配置でいうと北部にあったようです。

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また、奈良市の興福寺には山田寺にあった仏頭が収蔵されているようです。なぜ興福寺にあるのかは分かりません。蘇我氏ゆかりの明日香村や橿原市に安置しても良いのではないかと思います。蘇我氏は色々と不憫です。

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広大な敷地で犬の散歩をしている人もいました。犬は気持ちよさそうに走り回っていて可愛かったです。

寺跡のすぐ隣にお堂のような建物が建てられていましたが、山田寺と関係があるのかは分かりません。

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ここに来る前に飛鳥資料館を訪れると山田寺の当時の様子がイメージできて良いかもしれません。



山田寺跡の地図



この日は岡寺参道にあるラヴィーユ都でミートドリアを食べました。岡寺にはお参りしてません。ドリアはとても美味しかったです。

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お店の前にお菓子の自販機があって美味しそうだったのでガトーショコラと栗の焼き菓子を買ってみました。応援大使仲間の方が紹介されていたので気になっていました。

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これがかなり美味しくて。もっとたくさん買えば良かったです。次回明日香村に来たらここでお菓子を色々買って帰ろうと思います。





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