前回の続きで大和郡山市を訪れた日の話になります。お昼ご飯を食べた後、今回の目的地『源九郎稲荷神社』に向かいました。JR郡山駅からは徒歩10分ほどのところに鎮座しています。

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源九郎稲荷神社の創建は1585年で、歌舞伎・文楽に登場する『源九郎狐』が祀られている神社です。関西3大稲荷の1社としても数えられるらしく、お稲荷さんは自分に縁のある神様なのでいつかお参りしたいと思っていました。

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境内に入ると神主さんが出てきて挨拶してくださり、色々とお話をさせていただきました。私が堺から来たことを伝えると、昔堺から大和郡山まで行商人が来ていたことや、後に堺の商人が住む町ができて現在も堺町という地名が残っていることなど話してくださりました。

大和郡山市にある和菓子屋『本家菊屋』は堺発祥のお店らしいです。堺と大和郡山の思わぬ縁を知り嬉しくなりました。

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源九郎稲荷神社のご祭神である宇迦之御魂神(保食神)は、五穀豊穣や商売繫盛にご利益がある神様として知られています。

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源九郎稲荷神社の社名の由来は、源義経が吉野に落ちのびた時に白狐が側室静を送り届け、義経が謝意として『源九郎』の名を贈ったことによるそうです。

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桜の季節に毎年開催されるお城まつりでは、子供達が白衣を着て狐の面をかぶり町中を練り歩く『白狐渡御』の行事が行われているとのこと。

普段めったに御朱印はいただかないのですが今回は特別な参拝なので御朱印帳を持参してきました。神主さんが直接書いてくれたのですが、お話をしている間にいつの間にか書き上げてくださっていました。お土産に飴までいただきとてもありがたかったです。狐のステッカーは仕事用のパソコンに貼っています。

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今回の参拝で源九郎稲荷神社とのご縁ができた気がしているので、また折にふれて参拝したいと思っています。

かつて神社の門前にあった『中嶋源九郎餅本舗』のよもぎ餅をお土産に買って帰りました。今は少し離れた場所にお店があります。






源九郎稲荷神社の地図



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