前回の続きで龍田古道を歩いた日の話になります。奈良県の三郷から県境を越えて大阪府柏原市に入り、亀の瀬を通り過ぎてJR河内堅上駅に到着しました。
時間に余裕があったので坂を上って金山彦神社と金山媛神社に行ってみることにしました。金山彦神社は駅から1キロ、金山媛神社は2キロ離れたところに鎮座しています。
まず金山彦神社へ。周辺に大きな池がありました。
金山彦神社は創建年は不詳ですが延喜式内帳に名を連ねる古社のようです。
ご祭神は金山毘古命でどこかで聞いたことのある名前だと思ったら、以前お詣りした京都の御金神社のご祭神と同じでした。御金神社は金運にご利益があると有名で、金色の鳥居前に数百人の列ができる神社です。
金山毘古命は伊弉諾尊と伊邪那美命の神生みによって吐瀉物から生まれた神様です。金山毘古命が男神、この後お詣りした金山媛神社のご祭神の金山毘女命が女神になります。
柏原市のこの辺りはもともと古代から製鉄業で栄えた地域らしく、金山毘古命と金山毘女命は製鉄業や農工土木業の守護神として祀られてきたようです。
火の神様とも関係が深く、炊事を司る人々の健康と安全にもご利益があるとされています。
拝殿奥に本殿がありました。もともとご神体は嶽山という山の峯に祀られていたようですが、中世に現在地に遷座されたとのことです。
伊勢神宮の遥拝所もありました。
他にも龍王社と稲荷社が境内社として祀られていました。
金山彦神社から1キロほど坂を上った先に鎮座する金山媛神社には、神社まで続く石段の手前に駐車場がありました。撮影禁止と書かれている人もいたので駐車場付近と鳥居前の写真のみ掲載します。
宮司さんがとてもフレンドリーな方で神社に祀られているご神宝にまつわるエピソードなど貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。貴重な体験もさせていただき感謝です。
今回は柏原市まで自転車で行くという少しハードな道中でしたが、帰りに大和川沿いを走っていると綺麗な夕焼けが見れて自転車で行って良かったなと思いました。
帰路に就く前にリーベルホールにある喫茶ベリーに立ち寄ったんですが、自転車で堺市から来たという話をすると疲れているだろうからとお菓子までいただいてとても親切にしていただきました。柏原市は自然豊かでなかなかコアな史跡もあり、面白い都市です。また近々訪れたいと思います。
金山媛神社の地図(金山彦神社は金山媛神社に向かう坂の途中にあるので割愛しました)
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金山彦神社は創建年は不詳ですが延喜式内帳に名を連ねる古社のようです。
ご祭神は金山毘古命でどこかで聞いたことのある名前だと思ったら、以前お詣りした京都の御金神社のご祭神と同じでした。御金神社は金運にご利益があると有名で、金色の鳥居前に数百人の列ができる神社です。
金山毘古命は伊弉諾尊と伊邪那美命の神生みによって吐瀉物から生まれた神様です。金山毘古命が男神、この後お詣りした金山媛神社のご祭神の金山毘女命が女神になります。
柏原市のこの辺りはもともと古代から製鉄業で栄えた地域らしく、金山毘古命と金山毘女命は製鉄業や農工土木業の守護神として祀られてきたようです。
火の神様とも関係が深く、炊事を司る人々の健康と安全にもご利益があるとされています。
拝殿奥に本殿がありました。もともとご神体は嶽山という山の峯に祀られていたようですが、中世に現在地に遷座されたとのことです。
伊勢神宮の遥拝所もありました。
他にも龍王社と稲荷社が境内社として祀られていました。
金山彦神社から1キロほど坂を上った先に鎮座する金山媛神社には、神社まで続く石段の手前に駐車場がありました。撮影禁止と書かれている人もいたので駐車場付近と鳥居前の写真のみ掲載します。
宮司さんがとてもフレンドリーな方で神社に祀られているご神宝にまつわるエピソードなど貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。貴重な体験もさせていただき感謝です。
今回は柏原市まで自転車で行くという少しハードな道中でしたが、帰りに大和川沿いを走っていると綺麗な夕焼けが見れて自転車で行って良かったなと思いました。
帰路に就く前にリーベルホールにある喫茶ベリーに立ち寄ったんですが、自転車で堺市から来たという話をすると疲れているだろうからとお菓子までいただいてとても親切にしていただきました。柏原市は自然豊かでなかなかコアな史跡もあり、面白い都市です。また近々訪れたいと思います。
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