前回の続きです。大和八木駅からスタートし入鹿神社、人麿神社を経て耳成山に到着しました。

FullSizeRender

FullSizeRender
耳成山は畝傍山・香久山とあわせて大和三山に数えられます。標高139.7mでどの方向から眺めても山裾がない(耳が無い)円錐形の山なので耳成山という名前がよく似合っている山です。それが由来なのかは分からないようです。

畝傍山と香久山は何度か登ったことがあります。関連記事はこちらから。



どちらも橿原市内に位置していますが、畝傍山は橿原神宮のほぼ隣にあって裏鳥居付近に登山口があります。香久山は橿原市昆虫館の近くにあって明日香村からも自転車で行くことができる距離にあります。

史跡・藤原宮跡からは大和三山を見渡すことができるのでおすすめです。

話は戻りますが、頂上に行く前にまず8合目くらいのところに鎮座する耳成山口神社にお詣りしました。

FullSizeRender
かつては皇室の舎殿用材を切り出す山の神として祀られていたようです。ちなみにそういった用途で木が切り出されていた場所に祀られている神社には〇〇山口神社と名付けられていることが多いです。

當麻山口神社も山口と社名に付けられています。


806年・859年には雨乞い神事が行われた記録が残っているそうです。

FullSizeRender
拝殿の頭上には耳成村役場が描かれた絵が掛けられていました。

FullSizeRender
大和三山も描かれています。

FullSizeRender
ご祭神は高皇産霊神と大山祇神で、高皇産霊神は造化三神の一柱で大山祇神は木花昨夜姫の父神です。

摂社として稲荷社と白龍社、金比羅社が祀られていました。

FullSizeRender

FullSizeRender
神社から出ようとすると一匹の猫が階段を上がってきました。

FullSizeRender

FullSizeRender
じっと見ていると拝殿の方へ消えていきました。

この日山中で同じ猫に何回も会ったので耳成山に住んでいる猫なのかもしれません。何か見られているなぁと思って辺りを見回すとこの猫がいたなんてことが何度もありました。

IMG_0712
山頂までは険しい道もなくすぐに到着しました。

山頂付近からは畝傍山や二上山が見えていました。

IMG_0713

IMG_0714
山頂はあまり眺めが良くなかったです。

IMG_0715
木でできたベンチがいくつか置かれていたので、ここでお弁当を食べたり一休みできます。

大和三山はそれほど離れていないので一日に全部登ることも可能だと思います。個人的にですが地理を考慮すると耳成山→香久山→畝傍山の順番で登って橿原神宮前駅から帰るのがおすすめです。(電車の場合)

軽く登れる山なので是非運動がてら登ってみてください。







耳成山の地図




よろしければ応援お願いいたします。

神社・お寺巡りランキング

にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村