昨年12月20日で金剛バスは全線運行を終了しましたが、私は千早赤阪村に縁があるので度々利用していました。運行終了前に乗り納めに行こうと思い、近鉄長野線喜志駅から出ている路線を利用して近つ飛鳥風土記の丘近つ飛鳥博物館に行ってきました。

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奈良の飛鳥が遠つ飛鳥と呼ばれていたことに対し、二上山西側の山麓が近つ飛鳥と呼ばれていたことが由来となったようです。

近つ飛鳥風土記の丘は博物館の隣にある大阪府立の史跡公園で、丘陵上のいたるところに一須賀古墳群が保存されています。

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休憩所には玄室に置かれていたという家形石棺が展示されていました。

博物館に入る前に先に風土記の丘を歩いてみることにしました。

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一須賀古墳群は6世紀後半に造営されたと考えられており、直径約15mの円墳・方墳が102基も保存されています。

規模は6倍ほど大きいですが、古墳群と聞いて奈良県橿原市の新沢千塚古墳群が思い浮かびました。



一須賀古墳群の古墳40基には横穴式石室が存在したようで、実際に見学もできました。

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いくつも円墳が連なっているエリアは豪族の一家が埋葬されていたと考えられるようです。

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出土品は隣の博物館で展示・紹介されていました。装飾具や土器などが見られます。

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横穴式石室に石棺のレプリカが置かれているものもあり、近くまで行って見学することができました。

風土記の丘は桜の名所としても知られているようです。展望台や梅林もあったのでまた訪れてみたいです。

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丘を下って近つ飛鳥博物館へ。博物館については次回の更新で紹介させていただきます。







近つ飛鳥風土記の丘の地図




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