前回の続きで金剛バスに乗り近つ飛鳥に行ってきた時の話になります。近つ飛鳥風土記の丘を散策した後、隣にある近つ飛鳥博物館に入りました。博物館は建築家の安藤忠雄氏による建築で、上空から見ると前方後円墳に見えるという面白い造りになっています。

博物館は9時45分~17時が営業時間で、月曜と年末年始が休館日です。

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展示を見る前にお腹が空いたので喫茶室でピザを食べました。埴輪のキャラクターがプリントされたマシュマロ入りのパフェやぜんざいなどスイーツメニューも充実していました。お土産もここで買えます。

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博物館の受付では音声ガイドとタブレット端末が無料で借りることができます。解説を聴きながら展示を見て回りたい人は是非ご利用ください。

展示エリアは古墳時代、飛鳥時代、現代と3つのゾーンに分かれていました。紹介も分かりやすく、見やすくて面白い展示になっていました。

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展示エリアは吹き抜けになっていて上階から降りていきながら展示を鑑賞できるようになっています。下の階に見える仁徳天皇陵らしき模型が目に入った時からずっと気になっていました。

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様々な形象埴輪のレプリカが並べられていてとても見ごたえがありました。

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以前訪れたことのある津堂城山古墳から出土された水鳥形埴輪のレプリカも展示されていました。



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古墳時代や仏教伝来などの展示を見ながら下層階に進むと、さっきから気になっていた百舌鳥古墳群の模型が展示されていました。

縮尺150分の1で細部まで精巧に作られています。

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当時の古墳造営の様子や古墳の内部の様子、人々の暮らしなどが再現されていました。

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住居の様子や祭祀、狩りなど様々な場面が見られます。

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めちゃくちゃ細かく丁寧に作られていて完成させるまでに相当な時間がかかったのではないかと思います。

写真は撮りませんでしたが企画展がちょうどこの日までで、南河内の古墳からの出土品などが展示されていました。

その他館内には太子町の二上山山腹にある鹿谷寺の石塔レプリカが原寸大で展示されていました。お寺の石塔は8世紀に建てられ、付近からは和同開珎が出土されたそうです。

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近つ飛鳥博物館は小学校の遠足で訪れたことはあったもののほとんど覚えていなかったので、今回きっかけがあって久しぶりに来れて良かったです。








近つ飛鳥博物館の地図




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