昨年末に仕事が半日で終わった日があったので、午後から新しく買った電動自転車に乗って八尾市にある『心合寺山(しおんじやま)古墳』に行ってきました。
八尾市には何度か自転車で行ったことはありましたが、今回の目的地は瓢箪山(東大阪市)近くにあり半日で日没までに帰ってくるにはギリギリかなと思われる距離でした。(往復約30キロ)大和川の土手を真っ暗闇の中走るのはなかなか危険なので。
行きに1時間半もかかってしまいましたが、何とか到着。遠くからでも葺石や埴輪が見えていたので迷わず来れました。
古墳は整備されていて墳丘に登れるようになっていたので、早速登ってみました。
心合寺山古墳は5世紀初頭に築造された全長160mの前方後円墳で、周囲にはお濠が張り巡らされていました。被葬者は周辺の豪族と考えられるそうです。
墳丘は三段築成でくびれ部分に造り出しを確認することができます。かつてこの部分で祭祀が行われたのではないかと考えられています。
墳丘からは生駒山地を眺めることができました。市街地の方まで見渡すことができてあべのハルカスも見えていました。
平坦部には円筒埴輪のレプリカが並べられてかつての様子が再現されています。前方部の墳頂部からは埋葬施設1基が見つかったようです。
墳丘の上を歩いて前方部から後円部まで行くことができます。
後円部からは3基の埋葬施設が見つかったようです。他にも発掘調査によりき鳳鏡や甲冑、鉄剣、大刀などが出土されています。
副葬品などは隣にある『しおんじやま古墳学習館』で鑑賞できます。実は今回訪れた目的が2023年10月28日~翌年2月25日まで開催されていた私の好きな漫画『やまとは恋のまほろば』とのコラボ展を見るためでした。
作中に登場するおたけやま古墳のモデルになった古墳が心合寺山古墳で、漫画と比べてみたらそっくりに再現されていました。
墳丘や古墳の周り、学習館の中にキーワードや漫画に登場する場面の紹介が掲載されたパネルが並べられています。
キーワードを集めてある言葉を完成させたら記念品がもらえるようになっていました。
だいぶ日が暮れてきたので長居はできず、駆け足で学習館にも行ってみました。
学習館の入り口付近にやま恋のパネルが展示されていました。
勾玉作成体験ができるブースもあります。勾玉の作り方は漫画に出てきたので知っていましたが、やすりをひたすらかける作業が大変そうです。
11月に作者の浜谷みおさんが訪れたらしく、おたけやんとはにわ皇帝のイラスト付きのメッセージを残されていました。
あんまり時間がなかったので副葬品の展示は見られませんでしたが、親切なスタッフさんが色々と案内してくれました。ステッカーと記念品もいただきました。
学習館では埴輪や古墳グッズ、八尾市のお土産などが色々購入できます。私も友達のお土産をここで買って帰りました。自分用には八尾市の手ぬぐいを。八尾市を象徴するあれこれが描かれていて気に入っています。
心合寺山古墳は漫画で描かれていたそのものというか、それ以上の素敵な場所でした。毎日訪れるのはもったいなく感じる場所で、特別な時に来たくなるような古墳でした。今度は午前中からゆっくり来たいですが、自転車で来るのは少し躊躇われるような距離だったので、不便だけど電車とバスを乗り継いで行くか迷います。
心合寺山古墳の地図
よろしければ応援お願いいたします。
八尾市には何度か自転車で行ったことはありましたが、今回の目的地は瓢箪山(東大阪市)近くにあり半日で日没までに帰ってくるにはギリギリかなと思われる距離でした。(往復約30キロ)大和川の土手を真っ暗闇の中走るのはなかなか危険なので。
行きに1時間半もかかってしまいましたが、何とか到着。遠くからでも葺石や埴輪が見えていたので迷わず来れました。
古墳は整備されていて墳丘に登れるようになっていたので、早速登ってみました。
心合寺山古墳は5世紀初頭に築造された全長160mの前方後円墳で、周囲にはお濠が張り巡らされていました。被葬者は周辺の豪族と考えられるそうです。
墳丘は三段築成でくびれ部分に造り出しを確認することができます。かつてこの部分で祭祀が行われたのではないかと考えられています。
墳丘からは生駒山地を眺めることができました。市街地の方まで見渡すことができてあべのハルカスも見えていました。
平坦部には円筒埴輪のレプリカが並べられてかつての様子が再現されています。前方部の墳頂部からは埋葬施設1基が見つかったようです。
墳丘の上を歩いて前方部から後円部まで行くことができます。
後円部からは3基の埋葬施設が見つかったようです。他にも発掘調査によりき鳳鏡や甲冑、鉄剣、大刀などが出土されています。
副葬品などは隣にある『しおんじやま古墳学習館』で鑑賞できます。実は今回訪れた目的が2023年10月28日~翌年2月25日まで開催されていた私の好きな漫画『やまとは恋のまほろば』とのコラボ展を見るためでした。
作中に登場するおたけやま古墳のモデルになった古墳が心合寺山古墳で、漫画と比べてみたらそっくりに再現されていました。
墳丘や古墳の周り、学習館の中にキーワードや漫画に登場する場面の紹介が掲載されたパネルが並べられています。
キーワードを集めてある言葉を完成させたら記念品がもらえるようになっていました。
だいぶ日が暮れてきたので長居はできず、駆け足で学習館にも行ってみました。
学習館の入り口付近にやま恋のパネルが展示されていました。
勾玉作成体験ができるブースもあります。勾玉の作り方は漫画に出てきたので知っていましたが、やすりをひたすらかける作業が大変そうです。
11月に作者の浜谷みおさんが訪れたらしく、おたけやんとはにわ皇帝のイラスト付きのメッセージを残されていました。
あんまり時間がなかったので副葬品の展示は見られませんでしたが、親切なスタッフさんが色々と案内してくれました。ステッカーと記念品もいただきました。
学習館では埴輪や古墳グッズ、八尾市のお土産などが色々購入できます。私も友達のお土産をここで買って帰りました。自分用には八尾市の手ぬぐいを。八尾市を象徴するあれこれが描かれていて気に入っています。
心合寺山古墳は漫画で描かれていたそのものというか、それ以上の素敵な場所でした。毎日訪れるのはもったいなく感じる場所で、特別な時に来たくなるような古墳でした。今度は午前中からゆっくり来たいですが、自転車で来るのは少し躊躇われるような距離だったので、不便だけど電車とバスを乗り継いで行くか迷います。
心合寺山古墳の地図
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