前回の続きで、今回は曽禰神社に隣接する池上曽根遺跡を紹介します。池上曽根遺跡は1900年頃に発見されましたが当初は注目を受けなかったようです。1969年から1971年に大阪万博に備えた国道整備に伴い発掘調査が行われ、総面積60万m2の大規模な弥生時代中期の環濠集落遺跡であることが判明しました。

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大阪府和泉市池上町と同泉大津市曽根町とにまたがる池上曽根遺跡は、池上曽根遺跡史跡公園として管理されており入場は無料、月曜日がお休みのようです。

公園内にはいくつか当時の建物が復元されていました。

高床大型建物

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巨大丸太くりぬき井戸(高床式建物の手前にあるもの)

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竪穴建物

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その他住居や周溝墓などが復元されていました。

遺跡からの出土品:勾玉、石包丁、銅鐸の破片、イイダコ壺など

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付近にある池上曽根弥生学習館で地域の歴史が学べるようです。こちらも入場無料で休館日は月曜日です。

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奈良県の唐子・鍵遺跡や佐賀県の吉野ケ里遺跡に比べると注目度はやや低く感じますが、週末でも空いていたので穴場なのかもしれません。


和泉市のマンホール

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池上曽根史跡公園の地図



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