今回は大阪市西成区に鎮座する天神ノ森天満宮をご紹介します。
阪堺電気軌道阪堺線・天神ノ森駅、南海高野線・岸里玉出駅が最寄りで阿倍野神社からも徒歩10分弱のところに位置しています。
天満宮という社名からも分かるように学問の神様・
菅原道真が祀られています。境内には天満宮ならではの牛の像がありました。
1394年~1428年の応永年間に京都の北野天満宮から分霊を受けたのが始まりとされています。
境内社:白龍大神
境内には
豊臣秀吉が淀殿懐妊時に安産祈願のために参詣した子安石が祀られているため、別名・子安石天満宮と呼ばれているそうです。
また、武野紹鴎が晩年に当地の森に茶室を建てたことから紹鴎森天満宮とも呼ばれるようです。現在も神社の境内は小さな森のようになっていましたが、茶室は残されていませんでした。
その他にもいくつかの境内社が祀られていました。
天照皇大神
猿田彦命
倉稲魂大神(お稲荷さん)
樹々に覆われていて夏でも涼し気な印象の神社でした。阿倍野区の神社巡りをされる際は安倍晴明神社、阿部王子神社、阿倍野神社とあわせて是非ご参拝ください。
天神ノ森天満宮の地図
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