京都タワーサンドを後にして次に訪れたのは京都駅から徒歩10分ほどのところに鎮座する京都市下京区に鎮座する文子天満宮です。

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社伝によりますと、大宰府に左遷された道真の没後、乳母であった多治比文子が「われを右近の馬場に祀れ」との道真の託宣を受けたという言い伝えがあるそうです。

文子は貧しく社殿を建立することができなかったため、947年に右京七条二坊の自宅に小さな祠を建て道真を祀ったと言われています。このことにより、文子天満宮は天神信仰発祥の神社であり、北野天満宮の前身と伝えられるそうです。

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社殿は幾度も大火で焼失するもその度に再建され、現在の社殿は大正時代に再建されたものだそうです。

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境内には拝殿の他に多治比文子の像や縁結びにご利益があるという文子殿、天龍社などがあります。

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拝殿脇の奥まったところに菅原道真がかつて腰かけたとされる石が残されていました。

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社務所には宮司さんがいらっしゃり、御朱印などはそちらでいただけるようでした。

多治比文子さんのことは本で読んで以前から知っていたので、文子天満宮は訪れてみたい神社の一つでした。ちなみに北野天満宮の境内にも摂社として文子天満宮が祀られているようです。北野天満宮はまだ参拝したことがないので、そちらにもいつか行ってみたいと思います。





文子天満宮の地図



次に向かったのはここからほど近いところにある女性守護の神社です。京都に詳しい方ならピンとくるかもしれません。


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