今回は豊国神社から徒歩3分程のところに位置する三十三間堂をご紹介します。

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三十三間堂は1164年に法住寺殿の一画に平清盛によって建立されたと伝えられています。蓮華王院が正式名称で、同じ東山区にある天台宗妙法院の境外仏堂として妙法院に管理されています。

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柱と柱の間が33あることが名称の由来のようです。お堂は和様入母屋造りの本瓦葺きで国宝に指定されています。内陣は撮影が禁止だったので今回は撮影可能部分だけ写真で紹介させていただきます。

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ご本尊は千体千手観音立像でずらりと並んだ観音立像の中央あたりに安置されています。両端には仏像を守護するかのように風神雷神像がどっしりと構えていました。

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1000体の千手観音像の中には、自分とよく似た顔の仏像が1体いる、会いたい人に似た像があるなど不思議なエピソードもあるらしいです。一体一体じっくり見て歩くのも面白いかもしれません。

三十三間堂は通し矢の舞台としても知られています。

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お堂の外には中根金作氏により造園された東庭池泉回遊式庭園があります。

豊臣家ゆかりの太閤塀も。

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庭園内に祀られた地蔵尊はその前掛け」を持ちかえり子供の枕の下に敷けば夜泣きが治癒すると伝えられているようです。

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拝観時間は通常8:00~17:00、11月16日~3月は9:00~16:00となっています。千体の仏像が並ぶさまは荘厳で迫力があります。

東山エリアには豊国神社、京都国立博物館、智積院などみどころがたくさんありますのであわせて観光されるのもおすすめです。





三十三間堂の地図



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