貝塚駅から10分ほど歩くと岸和田市に入ります。岸和田城が近づいてくると三の丸神社という神社をマップ上に見つけお詣りしていくことにしました。三の丸と社名がついているのでお城と関連のある神社なのかなと思いました。

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三の丸神社は1336年、楠木正成の一族・和田正儀が岸和田城の守護神として城中に創建したと伝えられているようです。和田正儀は楠木正成の子であるという説もあるようですが真偽は不明です。

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三の丸神社は1640年の岡部氏岸和田入封以降に現在地に遷座されたようです。

1701年には岸和田藩主岡部氏3代の岡部長泰が当地に伏見稲荷大社を勧請したと伝えられています。その3年後に行われた稲荷祭は、岸和田藩も参加した大和川付け替え工事の竣工祝いと重なったことから盛大に催され、現在の岸和田だんじり祭の原型となったようです。

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境内はそれほど広くはなく、境内には大きな楠とその奥に宇迦御霊神(お稲荷さん)が祀られた拝殿があります。五穀豊穣や商売繫盛にご利益がある神様です。

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三の丸神社は大通りからは少し逸れた住宅街の中に鎮座していますので、地図を確認しながら行かれることをおすすめします。岸和田城からは徒歩5分くらいの距離です。






三の丸神社の地図




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