岸和田城は南海本線岸和田駅から徒歩15分ほどのところに位置しています。JR阪和線東岸和田駅からもバスが出ているようですが、徒歩だと30分強くらいです。

IMG_3670
城の歴史はこちらのサイトから引用させていただきます。

岸和田城はいつ、だれによって建てられたのか詳しいことはまだわかっていないが、戦国時代末期(16世紀半ば)には、当時泉州地域を治めた松浦氏の居城となっていた。天正13年(1585)には、羽柴秀吉の紀州根来寺討滅により、秀吉の叔父・小出秀政が城主になり、本丸を五層の天守に大改修。以降、岸和田城主は、小出氏3代、元和5年(1619)からは松平(松井)康重・康映、寛永17年(1640)からは岡部氏がつとめていた。岡部宜勝(のぶかつ)は、さらに城を大改築し近世城郭を築き上げ、岡部氏は明治維新まで13代居城していた。文政10年(1827)に天守閣が落雷で焼失し、維新期には櫓・門など城郭施設を城主が自ら破壊したが、今も堀と石垣だけは近世以前の構造物として残っている。

FullSizeRender
現在の天守閣は1954年に築造されたものらしいです。城内(1階と2階)では城の歴史や城主の着用していた甲冑、所蔵品などが展示されていました。週末でも混雑していなかったのでゆっくり鑑賞できました。

IMG_3671
お城の前にある岸和田城庭園・八陣の庭は、昭和28年に作庭家の重森三玲氏によって造られたようです。平成26年10月には国の名勝に指定されています。

IMG_3673

IMG_3674
この石の配置は三国志に登場する諸葛孔明の八陣法がモチーフとなっているそうです。中央にいる大将を中心に、天陣・地陣・竜神・虎陣・風陣・雲陣・鳥陣・蛇陣の八陣が360度に配置されている様子は天守閣から見ると見事でした。

IMG_3674

IMG_3676
天守閣はそれほど高くはありませんが、岸和田港やカンカンベイサイドモール、葛城山から金剛山まで見渡すことができました。

IMG_3677

~岸和田城の基本情報~
営業時間:10:00~17:00 (最終入場は16:00)
休業日:毎週月曜日、年末年始 (12月29日~1月3日)
入場料:大人300円/中学生以下は無料







岸和田城の地図




よろしければ応援お願いいたします。

にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ