前回の続きで初夏の山の辺の道を歩いた日の話になります。天理観光農園cafeわわを出て坂を下り、農道を進んで行くと夜都岐神社に着きました。



夜都岐神社には春日四神である武甕槌命・姫大神・経津主命・天児屋根命が祀られています。春日大社と結びつきが強く、江戸時代末期までは『蓮の御供』という神饌を献上していたそうです。

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瓦葺屋根が印象的な神社です。見落としがちですが、本殿の左奥に牛頭天王が祀られた小さな社があります。

無人の神社ですが、御朱印はセルフ方式でいただけるようになっています。

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境内には椅子がいくつか並べられているのでここでお弁当を食べる人が多いようです。

神社を後にして先に進みます。

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みかんの木をよく見ると花が咲いていました。

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環濠集落を過ぎると西山塚古墳があります。古墳時代後期に造営されたと考えられる大型前方後円墳です。



時期的に6世紀頃存在していた人物・手白香皇女(第26代継体天皇の皇后)のお墓ではないかと推測されるようです。

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さらに先に進むと五社神社という小さな神社があります。夜都岐神社と同様に春日四神が祀られています。かつては五社の森に鎮座していたとのことですが、明治時代に中山の歯定神社と合祀し、社地は開墾されて畑地となったそうです。

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歯定神社は現在、五社神社近くの大和神社御旅所内に祀られています。

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五社神社が現在の地に遷座されたのは第二次世界大戦後のようです。

ここから更に進むと長岳寺と天理トレイルセンターがありますが、長岳寺はこの間車で訪れたので今回は立ち寄りませんでした。天理トレイルセンターで休憩をして先へ進みます。


次回に続きます。よろしければ応援お願いいたします。

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