山の辺の道ルートから逸れて伊邪那岐神社と水口神社を訪れた後、崇神天皇陵脇からまたルートに戻り歩き始めました。

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崇神天皇陵から景行天皇陵までの道中は日陰もほとんどありませんが、自然を身近に感じることができてこの辺りが一番歩いていて楽しいです。

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景行天皇陵は柳本古墳群の中では最大規模の古墳で、周辺にはその倍塚が点在しています。



天理市から桜井市に入り、また少し道を逸れて穴師の相撲発祥の地に鎮座する相撲神社へ。坂を上った先にありますが眺めも良く周辺にはみかん畑が広がっています。

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垂仁天皇の治世に、現在の相撲神社の地である大兵主神社神域内で野見宿禰と当麻蹶速による日本で初めての天覧相撲が行われたのが相撲の起源だそうです。



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相撲神社への道中にはカフェがあります。まだ訪れたことはありませんがぜんざいが美味しそうでした。

またルートに戻り三輪山を目指して坂を上っていきます。檜原神社への道中、大和の青垣と呼ばれる風景が広がっている場所があるんですが私のお気に入りの場所です。

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大神神社の摂社・檜原神社は元伊勢の伝承地として知られていて天照大御神が祀られています。



授与所では御朱印やお守りの他に、山の辺の道の風景のポストカードが販売されています。この日は二上山の二つの山の間に落ちる夕日や、崇神天皇陵などの景色のポストカードを購入しました。

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檜原神社で少し休憩してから大神神社に向かって歩き出しました。

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道中にある花もりで自家製ジンジャーエールをいただきました。このお店では神饌でつくられた三輪そうめんがいただけます。夏場はかき氷もあるのでまた夏越の祓の時期に訪れたいです。

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しばらく歩いて桜井市内を眺望できる展望台へ寄り道しました。樹々が生い茂っていて一の鳥居が見えづらくなっていました。

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この後狭井神社へお詣りしてご神水をいただきました。今年の冬にこちらの入山口から三輪山へ登拝しました。



これまでにも何度か登拝していますが、この日は入山口の手前に注意書きのような看板が出ていました。決まりを守らない人や無理をして上って救助される人が増えてきているようです。

お詣りをせずご神水だけ大量に汲みに来る人や、御朱印だけいただいて帰る人も見受けられました。

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くすり道を通って最後に大神神社本殿へ。夕方でもまだ多くの参拝客が訪れていました。

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以前こちらで参拝記念樹のセンリョウをいただいて帰ったことがあるんですが、この日は到着した時間が遅かったので授与は終了していました。

次に機会があればサカキの苗をいただいて帰りたいと思います。

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大神神社からは土日祝日限定で桜井駅までのバスが出ていますが、ちょうどバスの時間だったので駅までバスに乗って帰りました。足が疲れてきていたので楽ができて良かったです。

この日は22キロ、3万5千歩ほど歩きました。かなり汗もかいたのでデトックスになったと思います。山の辺の道は真夏は過酷なので、また涼しくなったら歩きに行きたいです。




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