紫式部の生家があった廬山寺に行く途中、せっかくなので天皇の内裏や貴族たちの邸宅があった京都御所の中を通り抜けて行くことにしました。光る君へに登場する藤原道長の邸宅もこのエリアにあったらしく、紫式部の生家があった場所は京都御所を出た道路沿いにあります。

京都御所は794年の平安京遷都から明治維新まで約500年間天皇の内裏があった場所です。9時から16時(17時)頃まで開門していて月曜と年末年始は休業とのことです。

度重なる火災で焼失するたびに再建され、現在の建物は1854年の大火事の後、安政年間に再建されたもののようです。

庭園や門、御殿や車寄せなど見学もできるようですが今回は立ち寄りませんでした。多分そこが一番の見どころだと思うんですが、また涼しくなったらゆっくり来れたらいいなと思います。



この日は午前中から京都市内を散策していましたが、時間は正午になり気温もだいぶ上がってきました。日陰になっていた森のような場所を歩き出口に向かっていると、森の中に孝明天皇の妹にあたる皇女和宮生誕の地と書かれた立て札を見つけました。

森の中を歩いていると面白い形のきのこを見つけました。この辺りは野鳥観察もできるようです。休憩所もあり、中に入るとクーラーが効いていて涼しかったです。

梨木神社付近の門から外に出ました。この後梨木神社と廬山寺を訪問して京都散策は終わりになります。





京都御所の地図