梨木神社を後にして、寺町通を渡ってすぐのところにある廬山寺を訪れました。廬山寺は紫式部の邸宅跡地で源氏物語を執筆した場所と言われています。

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山門を入ってすぐのところにある元三大師堂は洛陽三十三所観音霊場第32番札所のひとつで、如意輪観音が安置されています。元三大師は疫病退散のご利益があるそうです。

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元三大師堂の右手から本堂に入ることができます。靴を脱いで中に入ると紫式部像があります。この像と、源氏物語の世界が表現された源氏庭のみ撮影可になっています。

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源氏庭ではたくさんの桔梗が見られました。桔梗は6月中旬~9月中旬頃まで見られるようです。

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展示スペースには源氏物語の名場面が蛤に描かれた貝合わせや絵巻物などが並べられていました。

本堂に安置されているご本尊の阿弥陀三尊は重要文化財に指定されています。

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本堂の外側の庭には紫式部の歌碑が置かれていました。「めぐりあひて 見しやそれともわかぬ間に 雲がくれにし夜半の月かな」と刻まれています。筆塚もありましたが、こちらは紫式部のものではありませんでした。

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今回で京都の話は完結です。京都の神社はだいたい9時頃から開いている(平野神社は6時から)ので直後に訪れるとどこも比較的空いていました。また涼しくなったら京都に行けたらいいなと思っています。
お読みいただきありがとうございました。






廬山寺の地図




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