8月下旬の週末に明日香村を訪れました。駅前の観光案内所で『AR明日香村スタンプラリー』{提供:明日香村ARスタンプラリー実行委員会(株式会社ロイスエンタテインメント様)}のチラシを見つけせっかくなのでスタンプを集めながら村中を巡ることにしました。
スタンプラリーの詳細はこちら
※対象期間は2024年7月1日から9月30日となっていますが、3ヶ月おきに更新されているようですので、10月からまた新しいスタンプラリーが始まると予想されます。
スタンプラリーの対象箇所は聖徳太子や飛鳥時代に関連のある史跡11ヶ所で、5個集めるとスタンプラリーに登場するキャラクターのイラストシートがもらえ、11個全て集めるとキャラクター全員集合のAR写真を撮影できます。また、全て集めると明日香村のお土産が当たる抽選にも応募ができますので是非チャレンジしてみてください!
各対象箇所ではその史跡をイメージしたキャラクターとAR写真が撮れます。その場所にちなんだキャラクターのため、立て札や案内文を読むだけではイメージしづらいその場所の全体像が見えてきます。
ここからスタンプラリーの対象箇所を紹介していきます。世界文化遺産の国内推薦候補に選定された「飛鳥・藤原の宮都」に含まれる場所もありますのであわせて紹介していきます。
①吉備姫王墓/猿石

孝徳天皇と斉明天皇の生母にあたる吉備姫王のお墓とされています。お墓の前には4体の猿石と呼ばれる石像が並べられています。
猿石をはじめ亀石、亀形石造物、酒船石など明日香村のいたるところに不思議な石造物が並んでいますが、これらは飛鳥時代の女帝・斉明天皇の治世に造られたものと考えられています。
紹介記事
また吉備姫王墓の隣には明日香村で唯一の前方後円墳である欽明天皇陵(スタンプラリー非対象箇所)があります。宮内庁管理の古墳です。

吉備姫王墓と欽明天皇陵は飛鳥駅からも近く、飛鳥~岡寺駅間の車窓からも見えています。
②鬼の雪隠

この辺りは"霧ヶ峰"と呼ばれる地域で、鬼が通行人に霧を降らせて道に迷ったところを捕えて爼の上で調理をし、満腹になったあと雪隠で用を足したという伝説が残っているそうです。
紹介記事
実際には7世紀後半の古墳時代終末期の石室の一部(欽明天皇陵の石室の底石と蓋)ではないかと言われています。
③亀石

野菜などの無人販売所の隣にあります。亀に似た形をしているため、昔から亀石と呼ばれているようです。現在は南西を向いていますが、西を向くと葛城地域が洪水に沈むという伝説があるそうです。
紹介記事
④橘寺/二面石

聖徳太子生誕の地あるいは太子建立の7カ寺の一つと言われています。当初は66もの堂宇が立ち並ぶ大寺院で四天王寺式伽藍配置の寺院でした。重要文化財に指定される室町時代の聖徳太子坐像をはじめ、境内には二面石と呼ばれる不思議な石や、聖徳太子の愛馬・黒駒像、花の絵が一面に描かれた天井など見どころの多いお寺です。また、境内には3つの副柱の穴をもつ塔心礎が残されています。
⑤川原寺跡

斉明天皇治世の飛鳥川原宮跡に建てられた大寺の跡です。室町時代に雷による火災で焼失し、そのまま廃寺となってしまったようです。
紹介記事
⑥飛鳥寺

こちらも今回は拝観しませんでした。蘇我馬子の発願により建てられた日本最古の寺院として知られています。ご本尊の飛鳥大仏は飛鳥時代に造られた日本最古の仏像です。
門を出てすぐのところに蘇我入鹿の首塚があり、その向こうには蘇我氏の邸宅があった甘樫丘を眺めることができます。
⑦岡寺

西国三十三カ所観音霊場第7番札所で季節ごとに様々な花が鑑賞できるお寺です。ご本尊は天平時代作で女性の厄除け観音として信仰を集めている如意輪観音坐像。
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⑧石舞台古墳

蘇我馬子のお墓という説がある古墳で、石室がむき出しの状態になっているのが特徴です。春に訪れると桜や菜の花越しの古墳を写真に収めることができます。
紹介記事
⑨棚田 (奥飛鳥・稲淵の棚田)

稲渕の棚田では毎年9月後半に案山子コンテストが開かれています。その年を象徴するようなジャンボ案山子も見どころです。
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⑩キトラ古墳 (四神の館の庭で撮りました)

7世紀末から8世紀初頭頃に造られた古墳で、朱雀・玄武・青龍・白虎から成る四神と十二支像、天文図が発見されました。
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⑪高松塚古墳

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※対象期間は2024年7月1日から9月30日となっていますが、3ヶ月おきに更新されているようですので、10月からまた新しいスタンプラリーが始まると予想されます。
スタンプラリーの対象箇所は聖徳太子や飛鳥時代に関連のある史跡11ヶ所で、5個集めるとスタンプラリーに登場するキャラクターのイラストシートがもらえ、11個全て集めるとキャラクター全員集合のAR写真を撮影できます。また、全て集めると明日香村のお土産が当たる抽選にも応募ができますので是非チャレンジしてみてください!
各対象箇所ではその史跡をイメージしたキャラクターとAR写真が撮れます。その場所にちなんだキャラクターのため、立て札や案内文を読むだけではイメージしづらいその場所の全体像が見えてきます。
ここからスタンプラリーの対象箇所を紹介していきます。世界文化遺産の国内推薦候補に選定された「飛鳥・藤原の宮都」に含まれる場所もありますのであわせて紹介していきます。
①吉備姫王墓/猿石

孝徳天皇と斉明天皇の生母にあたる吉備姫王のお墓とされています。お墓の前には4体の猿石と呼ばれる石像が並べられています。
猿石をはじめ亀石、亀形石造物、酒船石など明日香村のいたるところに不思議な石造物が並んでいますが、これらは飛鳥時代の女帝・斉明天皇の治世に造られたものと考えられています。
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また吉備姫王墓の隣には明日香村で唯一の前方後円墳である欽明天皇陵(スタンプラリー非対象箇所)があります。宮内庁管理の古墳です。

吉備姫王墓と欽明天皇陵は飛鳥駅からも近く、飛鳥~岡寺駅間の車窓からも見えています。
②鬼の雪隠

この辺りは"霧ヶ峰"と呼ばれる地域で、鬼が通行人に霧を降らせて道に迷ったところを捕えて爼の上で調理をし、満腹になったあと雪隠で用を足したという伝説が残っているそうです。
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実際には7世紀後半の古墳時代終末期の石室の一部(欽明天皇陵の石室の底石と蓋)ではないかと言われています。
③亀石

野菜などの無人販売所の隣にあります。亀に似た形をしているため、昔から亀石と呼ばれているようです。現在は南西を向いていますが、西を向くと葛城地域が洪水に沈むという伝説があるそうです。
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④橘寺/二面石

聖徳太子生誕の地あるいは太子建立の7カ寺の一つと言われています。当初は66もの堂宇が立ち並ぶ大寺院で四天王寺式伽藍配置の寺院でした。重要文化財に指定される室町時代の聖徳太子坐像をはじめ、境内には二面石と呼ばれる不思議な石や、聖徳太子の愛馬・黒駒像、花の絵が一面に描かれた天井など見どころの多いお寺です。また、境内には3つの副柱の穴をもつ塔心礎が残されています。
⑤川原寺跡

斉明天皇治世の飛鳥川原宮跡に建てられた大寺の跡です。室町時代に雷による火災で焼失し、そのまま廃寺となってしまったようです。
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⑥飛鳥寺

こちらも今回は拝観しませんでした。蘇我馬子の発願により建てられた日本最古の寺院として知られています。ご本尊の飛鳥大仏は飛鳥時代に造られた日本最古の仏像です。
門を出てすぐのところに蘇我入鹿の首塚があり、その向こうには蘇我氏の邸宅があった甘樫丘を眺めることができます。
⑦岡寺

西国三十三カ所観音霊場第7番札所で季節ごとに様々な花が鑑賞できるお寺です。ご本尊は天平時代作で女性の厄除け観音として信仰を集めている如意輪観音坐像。
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⑧石舞台古墳

蘇我馬子のお墓という説がある古墳で、石室がむき出しの状態になっているのが特徴です。春に訪れると桜や菜の花越しの古墳を写真に収めることができます。
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⑨棚田 (奥飛鳥・稲淵の棚田)

稲渕の棚田では毎年9月後半に案山子コンテストが開かれています。その年を象徴するようなジャンボ案山子も見どころです。
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⑩キトラ古墳 (四神の館の庭で撮りました)

7世紀末から8世紀初頭頃に造られた古墳で、朱雀・玄武・青龍・白虎から成る四神と十二支像、天文図が発見されました。
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⑪高松塚古墳
