9月下旬に丹生川上神社３社巡りに連れて行ってもらいました。

丹生川上神社は元々1社だったらしく、鎮座地をあちこち試した結果同じ神社が3社存在することになったようです。

3社巡りをする前は3社とも同じ水の神様が祀られているのかと思っていましたが、3社それぞれ異なる水の神様が祀られていることが分かりました。

最初に東吉野村に鎮座する丹生川上神社中社を訪れました。




正面鳥居ではなく西口の参道から入ると、鳥居の側にじじばば石という石がありました。なでると延命長寿や夫婦円満のご利益が授かれるそうです。

丹生川上神社 中社は675年に創建され、水の神様・罔象女神(みずはのめのかみ)がご祭神として祀られています。

大ヒットした映画『君の名は』のみつはの名前はこの神様から付けられたそうです。古くから五穀豊穣や日照りの際の降雨などが祈られてきたとのことです。

本殿は1829年に造替されたもので、東殿・左殿とともに東吉野村の文化財に指定されているようです。

境内には願い杉・相生の杉・叶えの大杉という3本の御神木が聳えていました。丹生の撫でフクロウは触ると幸せが訪れるそうです。

神社を出て松坂市方面に歩いて行くとゆめはしという吊り橋があります。


この橋を渡ると夢淵という神聖な雰囲気の淵があり、付近に東の瀧があります。






龍神の瀧とも呼ばれているようです。拝殿前で授かった龍玉をこの滝壺に願いを込めて投げ入れると良いとのことで、投げ入れてきました。

神社の近くにはツルマンリョウという植物の自生地などがありましたが、平日の朝早くだったためか人がほとんどおらず、静かでひっそりとしていました。

中社を後にして次は川上村の上社に向かいました。次回に続きます。