明日香村を訪れると斉明天皇の時代に造営されたと考えられる不思議な石造物があちこちに残されていますが、桐村 英一郎氏の著書「もうひとつの明日香」を読んで高取町にもあることを知りました。明日香村に移住された元記者の方の書かれた本で、地域の風習や村の伝統などについても紹介されていて興味深い一冊です。

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高取町の壺阪山駅から徒歩5分程のところにある光永寺には異国人の顔が刻まれた不思議な石造物があります。この石造物は人頭石と呼ばれており光永寺というお寺の前庭にあります。

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前庭は閉門されており、お寺の方がいらっしゃる時は開門して石造物を見せていただけるようです。この日はいらっしゃらなかったので、人頭石を見ることはできませんでした。門の隙間からあれかなと思われる石が見えていました。また別の機会に再訪しようと思います。

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写真で見た人頭石は目鼻立ちがはっきりしていて異国人と思われる風貌でした。明日香村の吉備姫王墓前に置かれた猿石とも関係があるのか気になります。

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キトラ古墳の隣にある展望台から畝傍山方面を見渡すことができます。



天気の良い日は二上山もくっきり見えています。

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かつて飛鳥時代に造られた石造物は二上山の石切場から切り出され運河や陸路で運ばれてきたようです。田園風景を眺めながら古き時代に思いを馳せてみるのもいいかもしれません。





光永寺の地図




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