最近外出していないので今回も過去のソウル旅行で訪れた場所を紹介したいと思います。少し前に韓国の5大王宮のうち最大規模の景福宮を紹介しましたが、今回は李氏朝鮮時代に王族が住んでいた邸宅跡地に復元された徳寿宮の話になります。

この日は朝起きて窓の外を見ると一面雪景色でした。夕方まで予定がなかったので市内を散歩することにしました。韓国には仏教に次いでキリスト教徒が多いらしくいたるところに教会があります。

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市内は教会や昔の宮殿、お寺などが点在していて宮殿は風水に基づき気の流れの良い場所に建てられたそうです。

徳寿宮はビジネス街の中にあり周辺には企業ビルや飲食店が立ち並んでいました。敷地内を散歩する人もいましたが積雪で気温が低く、人出は少なかったです。

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徳寿宮はかつて第9代国王・成宗の実兄の月山大君の邸宅として造られたそうです。その後、文禄の役で豊臣秀吉によって朝鮮に侵攻され、義州に避難していた宣祖は1593年に当邸宅を、戦火で荒廃した景福宮の代わりに臨時の王宮としたとされています。

王族の邸宅として利用された後は臨時で政治の中心として機能していたようです。その後廃墟となっていたようですが観光向けに整備されたようです。

ソウルの中心部という都会にありながら、一歩敷地内に入ると昔にタイムスリップしたかのような気分になれる場所です。

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最近はアイドルのコンサートや買い物、カフェ巡りでソウルに行かれる方が多いと聞きましたが、アクセスの良い立地の宮殿巡りもおすすめです。

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