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ワットチャイモンコンを後にして、旧市街エリアへ。外壁付近にあるワットシースパンという寺院を訪れました。

チェンマイ市内には120以上の大小様々な寺院がありますが、ワットシースパンはその中でも世界で初めての銀でできた寺院という特色があります。

奥まった路地の奥にあるため、たまたま通りかかるということはなさそうな立地です。

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この辺りはウアライ・コミュニティという昔から銀職人が工房を営むエリアらしく、2008年に職人によ寺院が銀一色に改修され現在の姿となったようです。

受付で入場料100バーツ(450円くらい)を支払い境内に入りました。再入場もできます。

お寺のマップとともにキーホルダーもいただきました。

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境内図も銀でできています。それほど広くはないので10分もあれば全体を見学できるのではないかと思われます。

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ワットシースパンの創建は仏歴2043年でマンラーイ王朝期に建てられたようです。寺院はタイ北部に見られるラーンナー様式の建築だそうです。

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タイでは象と虎が幸福のシンボルらしく、様々な寺院で象の石造物などを目にしました。虎は見た覚えがありません。

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こちらの寺院にはネズミの像がありました。タイ各地にはそれぞれの干支が祀られた寺院があり、自分の干支の寺院にお詣りすると良いとされているそうです。この寺院がネズミのお寺かどうかは分かりませんが、これを見てふとそんなことを思い出しました。

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本堂の内部にはプラチャオ・チェットゥーという黄金の仏像が安置されています。

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ラーンナー地方の人々の信念によって本堂は女人禁制となっていました。

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本堂の外側にも立派な仏像が安置されていますので、女性はそちらにお詣りすればいいと思います。

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タイの民族音楽なのか分かりませんが、境内では不思議な音楽が流れていて異国情緒が漂っていました。

銀細工を体験できるエリアもありました。あと気になったのが、メディテーショントレーニングという部屋があり、内部で何が行われているのか謎でした。どうやら瞑想をする場所のようです。

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有料エリアを出ると露天商が立ち並んでいますがしつこい勧誘などはありません。汗だくで喉が渇いていたので併設のカフェでスイカジュースを飲みました。大量なのにめちゃくちゃ安かったのを覚えています。

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旧市街エリアから少し歩くだけで訪問できるのでチェンマイに来たら是非立ち寄ってみてください。キラキラ輝いていていつまでも眺めていたくなるような美しい寺院でした。








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