タイガーキングダムを後にしてすぐ近くにあった首長族で知られるカレン族の村(Long Neck Karen)を訪ねました。入口にチケットブースが入り入場料500バーツ(2,300円ほど)を支払い中に入ります。

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村の入り口はこんな感じです。売店・土産物屋が並んでいます。

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広場のような場所で小さな女の子が遊んでいました。

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首のリングは子供の時からつけるようです。カレン族の女性は首が長ければ長いほど美しいとされるらしく、成長するにつれリングの数を徐々に増やしていくそうです。

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下の写真に写っている男の子は日本人でした。たまたま来ていたようです。

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カレン族の生活の様子が見られるかというと、そうではありません。通行できるルートにはひたすらカレン族の刺繍工芸品などの土産物屋が並び、店番をしているカレン族を横目に奥まで歩いていきます。

機織りをしている女性もいました。

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ポーチやバッグに施された刺繍は首長族独自のもので、ナイトマーケットで販売されていたモン族のものと見比べると違いがよく分かりました。

こちらがカレン族の村の売店で購入したポーチとブレスレットです。ブレスレットは首のリングと同じ素材で造られているようです。

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ここには載せませんがカレン族の女性と一緒に記念写真も撮りました。一緒に撮っていいか尋ねると快く応じてくださり、短い会話を交わしました。

高齢の女性でしたが、首のリングの数は誰よりも多くものすごく重くて肩が凝ると仰っていました。

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カレン族の女性を模した人形も売られていました。

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観光客はこの日はまばらでしたがあまり土産物などを購入している人は見かけず、ただ奥まで歩き帰っていく人が多かったです。

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店番をしている男の子もいましたが、首のリングをつけるのは女性のみのようです。男性はTシャツに短パンでした。

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500バーツの入場料はチェンマイにある有名な寺院と同額です。高いと感じるかはその人次第ですね。往復10分、ひたすら売店が連なるだけなのでリピーターはいないのではないでしょうか。

記念撮影をする人もおらず寂しげなボード。

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工芸品はあまり売れている様子もなかったので、入場料が彼らの貴重な収入源となっているのは間違いありません。寄付だと思えば高くない?

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あっという間に入口まで戻ってきました。所要時間はゆっくり歩いて10分~15分です。

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山岳民族の村を訪問したい方はドイステープ寺院から更に山奥にあるモン族の村の方がおすすめです。入場料はモン族の方が手入れをしている花畑に入る時くらいしかかかりませんし、それも100円以下だったはずです。

今回知らずに訪問するよりは、知った上で訪問していただきたいと思ったので正直に書きました。観光される際の参考となれば幸いです。







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