チェンマイ滞在4日目。5日目は移動のみなのでこの日が観光できる最終日となります。

・カオソーイとチェンマイソーセージを食べる
・ドイステープ寺院に行く
・山岳民族の村に行く
・遺跡巡り

当初この旅でしたいと思っていたことは遺跡巡り意外は達成済みだったので、最終日はチェンマイ郊外にあるウィアンクムカーム遺跡を訪ねることにしました。

遺跡まではGrabバイクで。ホテルから約25分、片道200~300円ほどでした。

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遺跡は広大なため歩いて周るとほぼ一日を要します。馬車かトロリーバスか選べるとのことだったんですが、時間が早かったため遺跡には自分一人しかおらずトロリーバスを運行してもらうのは悪いので馬車を選択しました。料金は1時間主要9カ所を巡り300バーツ(1,300円ほど)です。

馬車を引くのは地元のボランティアの方で、ガイドもしてくれました。

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ウィアンクムカーム遺跡はチェンマイの南東約5kmに位置しています。1294年にメンラーイ王によって築かれたラーンナー王朝最初の都があった場所です。

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低地だったため度重なる洪水に見舞われ、1296年に都はチェンマイ市内に遷都されたようです。

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その後最初の都ウィアンはビルマとの戦争や頻繁に発生した洪水により地中に埋もれてしまったそうです。

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1984年、工事がきっかけで仏陀のお守りなどが出土しこの地に都があったことが判明したようです。


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本来遺跡は42カ所あるそうですが、地元民から許可が得られず地中に眠ったままの場所もあるとのことです。

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こちらはワットイーカーンという寺院の遺構。

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ラーンナー様式の釣鐘型の仏塔や16本の柱が残されています。

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遺跡にある寺院の遺構からは漆喰でつくられた置物や明王朝の時代の陶器などが出土しています。

こちらはワットタートゥカーオという寺院の遺構です。黄色の袈裟をはおった仏像は地元の方々から寄贈されたもののようです。

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9か所の遺跡を巡る間、主要箇所では下車し5分~10分の散策時間がありました。

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ホテル周辺は観光地化されホテルや飲食店、マッサージ店などが多く住居はほとんど見られませんでしたが、遺跡周辺は居住地のためチェンマイ市民の住居などを眺めながら遺跡巡りができました。

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高層住宅はなく、平屋建ての家がほとんどでした。

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家々の間には田畑もありました。

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午前からは気温が30℃を超えるため、午前中の早い時間帯(9時~10時)に訪れて良かったです。遺跡には誰もおらず、ゆっくり散策できました。

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約1時間があっという間に感じられました。レンタサイクルもあるようで、自転車で遺跡巡りをするのも良いかもしれません。

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1時間色んな場所に案内してくれたボランティアの方と馬に感謝です。

帰りも駐車場でGrabバイクを呼ぶと5分程で来てくれました。ナイトバザールエリアからバイクで20分前後という距離なのでそれほど遠くありませんが、交通量が多い道路も通るので歩いて行くのはおすすめできません。







長い間続いてきたチェンマイ旅行記ですが、あと2回ほどで終了です。その後は奈良の寺社巡りの話を書こうと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。


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