今回は明日香村 川原寺の南に位置する尼寺・橘寺を紹介します。橘寺は明日香村のガイドブックに必ず載っているような、初めて明日香村を訪れる人は必ず訪れるようなお寺なのではないでしょうか。
私も初めて明日香村を訪れた時は高松塚古墳、高松塚壁画館、橘寺、飛鳥寺、石舞台古墳に行ったのを憶えています。

橘寺は聖徳太子が生まれたところで、当時ここには橘の宮という欽明天皇の別宮があったそうです。
百済の影響を受けた伽藍配置を採用しているのが橘寺の大きな特徴です。明日香村の史跡や寺院にはところどころに東アジアの影響が見られます。

日本書紀によると垂仁天皇の治世に、不老長寿の薬を求め常世の国に向かった田道間守が持ち帰ったものがみかんの原種である橘の実だったと言われています。
境内にはお寺の名前にもなった橘の木が植えられています。

明日香村のいたるところには斉明天皇の時代に造られたと考えられる不思議な巨石がありますが、橘寺にあるこの二面石も見どころの一つです。
片面が善、もう片面が悪と人間の持つ二面性を表した石だそうです。

本堂前の馬の像は黒駒と呼ばれる聖徳太子の愛馬です。災難厄除けのお守りとなっているそうです。
橘寺の見どころの一つに往生院の天井画が挙げられます。

260点にもおよぶ華の画が天井に敷き詰められている様子は見事で言葉を失います。


華の浄土の様子が表されているとのことです。
境内からは岡寺の五重塔がよく見えていました。

川原寺跡方面も見渡せる高台に位置するお寺です。桜や紅葉のシーズン以外は比較的空いているのでゆっくり拝観できます。

橘寺付近はいちご農園も多く、東門から出るといちごの良い香りが漂ってきました。
黒駒や二面石、天井画の他にも本堂内部を拝観すると木彫りの聖徳太子像をはじめ様々な仏像が見られます。ご参拝の際は隅々まで見て回ることをおすすめします。
よろしければ応援お願いいたします。



私も初めて明日香村を訪れた時は高松塚古墳、高松塚壁画館、橘寺、飛鳥寺、石舞台古墳に行ったのを憶えています。

橘寺は聖徳太子が生まれたところで、当時ここには橘の宮という欽明天皇の別宮があったそうです。
百済の影響を受けた伽藍配置を採用しているのが橘寺の大きな特徴です。明日香村の史跡や寺院にはところどころに東アジアの影響が見られます。

日本書紀によると垂仁天皇の治世に、不老長寿の薬を求め常世の国に向かった田道間守が持ち帰ったものがみかんの原種である橘の実だったと言われています。
境内にはお寺の名前にもなった橘の木が植えられています。

明日香村のいたるところには斉明天皇の時代に造られたと考えられる不思議な巨石がありますが、橘寺にあるこの二面石も見どころの一つです。
片面が善、もう片面が悪と人間の持つ二面性を表した石だそうです。

本堂前の馬の像は黒駒と呼ばれる聖徳太子の愛馬です。災難厄除けのお守りとなっているそうです。
橘寺の見どころの一つに往生院の天井画が挙げられます。

260点にもおよぶ華の画が天井に敷き詰められている様子は見事で言葉を失います。


華の浄土の様子が表されているとのことです。
境内からは岡寺の五重塔がよく見えていました。

川原寺跡方面も見渡せる高台に位置するお寺です。桜や紅葉のシーズン以外は比較的空いているのでゆっくり拝観できます。

橘寺付近はいちご農園も多く、東門から出るといちごの良い香りが漂ってきました。
黒駒や二面石、天井画の他にも本堂内部を拝観すると木彫りの聖徳太子像をはじめ様々な仏像が見られます。ご参拝の際は隅々まで見て回ることをおすすめします。
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